WordPressのテーマ選びはデザインも重要ですが、SEOが実施されているテーマかどうかも確認する必要があります。凝ったデザイン、キレイなデザインのテーマを使ったが全くアクセスがないなんてことが起きてしまいます。
今回はそのようなことがないように、WordPressでどのような機能が入っているテーマが良いのかを紹介します。
1.タイトルと見出しの最適化が出来る
デフォルトのテーマやSEOに最適化されていないテーマの場合は、タイトルと見出しの内容が同じものが反映されるようになっているものが多い傾向にあります。特に気にしない人はこのままでも問題ありません。
ですが、実際には以下のように検索エンジンから来る人と既にサイト内にいる人向けに変えた方がいい場合があります。
- タイトルはそのページを外から見た人向けにわかりやすい内容
- 見出し(文頭の見出し)はサイトを閲覧している人にわかりやすい内容
2.メタディスクリプションの最適化が出来る
ディスクリプションは、検索順位に直接影響はしません。
しかしながら、検索結果に表示される要素なのでディスクリプションが最適化されているかいないかで、クリック率は大きく変わります。
たとえ狙っているキーワードで1位が取れたとしても、ディスクリプションを記載していないと(実際にはGoogleが勝手に生成してくれる)そのままスルーされる可能性もある為です。
3.カテゴリページのコンテンツ化が出来る
WodPressは基本的にブログを書くことをメインに作られたシステムです。よって、多くのテーマやデフォルトのテーマでは、カテゴリページは新着順で記事が並ぶだけになります。
単に日記的なブログを見るだけなら問題ありませんが、有益な情報を紹介しているサイトの場合、再度訪問した人が「あれ?あの情報このサイトに書いてあったはず。でもどのページに書いてあるんだろう?」ということにもなりかねません。
また、カテゴリページは一般的に外部リンクを受ける可能性が低く、該当するカテゴリの内容しか表示されないため、検索結果に引っかかりにくいことがしばしばあります(サイト全体が評価されている場合は表示されますが)。この場合にもコンテンツが入っていることにより、検索結果に表示されやすくなります。
カテゴリページが充実している参考サイト
カテゴリページをコンテンツ化しているサイトの紹介。
バズ部
バズ部さんのカテゴリページは、それぞれの記事がリスト化され且つそれを補うコンテツが記載されており、かなり見やすいカテゴリページになっています。
4.タグやアーカイブページのnoindex化が出来る
タグページやアーカイブページ(日付や年単位でまとめられたページ)は、検索結果に引っかかりにくく、カテゴリページとも重複する可能性が高くなります。その結果、サイトの品質が低く見られる可能性があります。
よって、テーマを選ぶときはタグページ、アーカイブページにnoidexを入れられるテーマがおすすめです。
5.カノニカルタグの設置が出来る
アクセス解析をする時にどこのバナーやリンクから流入したかなどを分かりやすくするために、ページのURLにパラメータを付けることがあります。
しかし、何も対策しない場合には重複URL(真のURLとは別にパラメータ付きのURL)がインデックスしてしまう可能性があります。これを防止するためには記事ごとにカノニカルタグを設置する必要があります。
6.パンくずリストが設置されている
パンくずリストが設置されていることで、サイトの中で自分がどこにいるのかやリンク先にページの評価を流す為の内部リンクとしての役割があります。
特にカテゴリページへ自動的に内部リンクが入る為、カテゴリページの評価が上がりやすくなります。
まとめ
WordPressのテーマをSEO視点で選ぶチェックポイントについて理解できました。
今回紹介した機能はプラグインとソースコードのカスタマイズで実装は可能です。ですが、自分でPHPを修正してカスタマイズすることが難しい方は、今回紹介したような機能が既に搭載されているテーマがおすすめです。
ちなみに今回紹介した機能を全て搭載しているのが、Webライダーさん制作の賢威になります。ここで紹介した以外の箇所も細かく設定可能ですので一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。