あ行
アリバイ
アリバイとは、本来、警察が事件などの調査時に、被疑者・被告人が実際にその犯行に関わってない事を証明するための証拠の事を意味します。
探偵は通常、対象者の行動や証拠を掴む業務を仕事としていますが、中には「アリバイ工作」を請け負う探偵もいます。
しかし、アリバイ工作は詐欺などの犯罪に利用されることも多いため、多くの探偵会社が断るケースがほとんどです。
浮気慰謝料
慰謝料とは、精神的な損害に対する損害賠償金の事です。浮気で傷ついた心を精算するための金銭を浮気慰謝料と呼びます。
か行
結婚詐欺
結婚詐欺とは、「結婚する」と言う言葉を巧みに利用して、異性から金銭を騙し取る行為です。結婚詐欺は別名「アカサギ」とも言われます。
詐欺師は主に出会い系サイトやSNSなどのネットサービスに潜んでいます。
戸籍
戸籍とは、日本人なら一人一人が持っているもので「その人がどこで生まれたのか、親はだれなのか、結婚はしているのか」といった身分関係を証明するための制度です。
戸籍謄本には本名や住所などの個人情報が記載されています。
戸籍謄は本人あるいは本人から正式に委託を受けた人しか受け取ることができませんが、調査の依頼を受けて戸籍謄本を収集する悪質な業者も存在しています。
トラブルを避けるためにも、このような探偵には依頼しないようにしましょう。
さ行
失踪
失踪とは、ある個人の行方や所在が分からなくなってしまう事です。
事件性が強い、失踪者が未成年なら警察。それ以外のケースは探偵に相談しましょう。
GPS
GPSとは27個の人工衛星を利用して現在地を正確に割り出すことが出来るシステムです。
元々は、この27個の人工衛星はアメリカが軍事目的で打ち上げたものです。
探偵は追跡、尾行でこのGPSを頻繁に利用しています。使い方はシンプルで調査対象者の車などにGPS発信装置を取り付けることで、その人がいる正確な場所を調べることができます。
浮気調査や人物調査などでGPSはよく使われていますが、この機能があれば尾行の際に相手を見失ってもどこに移動したかがすぐに判ります。
守秘義務
守秘義務とは、その名の通り「秘密を守る義務」の事です。探偵に調査依頼をした場合には、必ず契約書に守秘義務の条項があります。これは、業務上知りえた依頼主や対象者の情報は決して外部に漏らさないということです。
もし、万が一個人情報が漏れるようなことがあれば、それは守秘義務契約にも記載されていると思いますが、探偵に対して損害賠償請求ができます。
証拠
証拠とは、事実や真実を明らかにする根拠やその証(あかし)となるものです。
相手が認めてさえくれればどんなものでも証拠になり得ます。ただし、裁判に発展した場合は「ラブホに入っていく2人の顔が分かる鮮明な写真」など客観的な証拠が必要になります。
親権
親権とは、未成年の子供を養育、監護、財産管理をおこなうなど親に与えられた「権利と義務」のことを言います。
離婚する際には、父親か母親のどちらか片方を親権者にしなければ離婚は成立しません。なぜなら、離婚届に親権者が父親か母親かどちらかを記載しなくてはならないためです。
親権は、子供と一緒にいる時間が長い母親が持つケースが一般的に多くなっています。
しかし、母親が親としての義務の遂行ができていない場合や、親として欠落している要素があったり、何か子供に悪影響を及ぼしているとすれば、親権を持つのは父親が適切という判断が裁判所から下されることもあります。
ストーカー
ストーカーとは、特定の相手に対してつきまとったり待ち伏せをしたり無言電話や嫌がらせをし、相手に精神的苦痛を与える人物の事です。
成功報酬
成功報酬とは、依頼主の依頼事項を達成できた時点ではじめて対価請求ができることです。
逆に、依頼事項を達成できなければサービス元は代金の請求を行う権利がありません。
一つ気を付けたいのが、着手金がある場合です。悪質な探偵会社の場合には着手金だけ貰って、あとは調査しないということもあります。
た行
探偵業法
探偵業法が施行されたのは平成19年の6月1日です。それまでは法律がなかったせいもあって、詐欺行為をする悪徳な探偵会社も数多く存在しました。
探偵業法は、消費者保護の観点でこのような悪徳な探偵会社を無くすという目的で施行されました。
主な内容は「開業には公安委員会への届出が必須」「調査員の教育義務」「依頼主へ重要事項の書面での説明義務」です。
着手金
着手金とは、探偵が調査に着手するための費用として請求する金額の事です。
探偵会社の多くが「調査がスタートする前に依頼人より着手金を受け取るという」料金体系を採用している会社がほとんどです。
探偵への依頼時には、様々な料金項目がありますので、しっかり納得した上で契約しましょう。
調査員
調査員とは、探偵業務における各種調査をする人の事です。調査員になるのに資格は必要ありません。探偵会社は随時人材を募集している会社もありますので、調査員になりたければ、直接応募すれば面接を受けることができます。
盗聴
盗聴とは、部屋や車の中での会話や、電話の通話を、盗み聞きすることです。多くの場合、その会話は録音されている事がほとんどです。
探偵の調査では、多くは浮気調査やストーカー調査などで使われます。また、誰かに盗聴されている可能性があるという相談も多く、その際は盗聴発見器を使用して、盗聴器を駆除します。
は行
張り込み
探偵がおこなう張り込みとは、調査対象者の何らかの証拠を掴むために、ある一定の場所で調査対象者の動きがあるのを待ち続ける調査です。
一方、警察の張り込みは犯罪者や容疑者の証拠を掴んだり、現行犯逮捕するための捜査になります。
多くの場合、車の中で張り込み調査はおこなわれます。車の中なら写真撮影しても不審に思われないということと、移動手段としても優れているためです。また、調査員によってはバイクを活用する人もいます。
尾行
尾行とは、簡単に言うと人の後を「つける」という行為です。探偵会社に尾行を依頼した場合、探偵は調査対象者に気づかれないように慎重に後をつけて証拠を残します。
探偵にとって、尾行とは最も基本的な技術であり、なおかつ重要視される技術でもあります。尾行の優劣は探偵として優秀かそうでないかの分かれ道と言ってもいいでしょう。
さて、探偵は尾行をしている際に調査対象者の事を「マル秘」と呼んでいます。周りの人間に探偵同士の会話を聞かれてしまっても調査対象者をマル秘と呼ぶことで「この人は何者!?」等と怪しまれる心配が少ないのです。
風評被害
風評とは、世間の噂などによる評判のことです。本人が知らない間によからぬ噂が広がり悪評が立つことを風評被害と言います。
不貞行為
民法では、浮気の事を"不貞行為"と呼びます。一般にはあまり馴染みのない言葉ですが、裁判所では浮気という言葉は使われずに"不貞行為"という言葉が使われます。
この不貞行為とは、「性的関係」を指します。ですので、浮気相手と路上で抱擁してキスしている場面が写真やビデオに残されていたとしても、それだけでは不貞行為として認められないのです。
不貞行為が認められるケースとしては、浮気相手と一緒にラブホテルに入って20分以上経過しても出てこない、しかも、それが何度もあった場合です。
報告書
一般的に報告書とは業務の進捗などを上司や関係各所に伝えるためのものですが、探偵の場合の報告書とは、調査報告書の事を指します。
調査報告書は、調査期間の開始日から終了日までを時系列にしてまとめられたもので、写真、動画などをもとにして、その時の状況や様子を探偵が客観的なコメントを加えて構成されています。
調査が終了すると、この調査報告書をもとに探偵から具体的な説明がされます。そして、この調査を見てもらい、「再調査をおこなうか」、「調査を終了するか」依頼者は判断することになります。
この探偵の調査報告書は、多くの場合で動かぬ証拠となる写真や動画が残されているため、裁判を有利にする材料として使うことができるものとなっています。
ま行
マルアイ
探偵の不倫調査の際に良く使う用語の一つに「マルアイ」という言葉があります。
「マルアイ?聞いたことがないな」と思う方もいらっしゃるでしょう。マルアイとは探偵用語で「愛人」という意味があるのです。
愛人とは、本来は「愛する人」という意味ですが、実際の意味合いとしては配偶者がいる人(妻帯者)の恋人、不倫相手、妾などを指します。
探偵には、不倫調査・浮気調査の依頼が多いわけですが、調査中に愛人が出現した場合に調査員同士で「愛人」と呼び合うと、周囲の人も反応してしまい、尾行や張り込みに悪影響が出てしまいます。
そのため、マルアイという隠語を使って調査員同士で確認し合うのです。
マルタイ
マルタイとは探偵用語で言う「対象者」の事です。
対象者とは、探偵が依頼を受けた調査対象となる人物のことです。
なぜマルタイと呼ぶかというと、探偵が調査報告書を作成する際に対象者の「対」の字を丸で囲むためと言われています。
ちなみに、マルタイは元々警察用語でした。(もちろん現在でも警察用語として使用されています)
探偵の世界では、様々な業界用語があり、実際の調査中に隠語を使います。
その理由は、固有名詞や長い用語を省略する意味合いもありますが、調査中に一般の人に気づかれないようにすることや、注意を惹かないようにすることでもあります。
町中で調査員同士が「対象者」という用語を持ちだして会話していたら、一般の人なら何事かと聞き耳を立てることでしょう。マルタイも、調査がバレないために使われるようになったと考えられます。
ちなみに、探偵の業界用語は、地域によって使われたり、そうでなかったりします。また、探偵の世代間により使われる業界用語は変わってきます。
見積もり
見積りとは、実際に仕事の依頼を受ける前にお客へ提出する「仕事や業務に掛かる費用」のことです。探偵会社も事前に相談者へ必ず見積りを提出します。
探偵の見積り項目は調査内容や探偵会社によって変わりますが、一般的には以下の項目があります。
- 調査期間
- 調査人数
- 初期費用(着手金)
- 報酬
- 調査費用(1時間あたり)
- 交通費(出張費)
- 実費
依頼者が探偵会社とよく揉めるのが料金のことです。依頼者も見積り内容をしっかり確認しておかないと、想定外の費用が掛かってしまったということがあります。
また、悪質な探偵会社はこの見積りに書いてないことを請求してきたり、調査期間が水増しされていたというケースもあります。
見積り、その内容が分からなければ納得するまで質問しましょう。
身元保証書
探偵会社に入社をする際には、一般的に身元保証書の提出が義務付けられています。
探偵会社は、依頼主のプライバシーや個人情報などに関わる仕事です。さまざまな秘密を知ることになります。
そのため、依頼主の個人情報が外部に漏洩する事がないように、多くの探偵会社が新入社員には「身元保証書」の提出を義務付けています。
この「身元保証書」には必ず「身元保証人」が必要です。
身元保証書には、「違法調査はしない」、「守秘義務は守る」、「会社に損害をかけた場合に賠償責任を連帯して負う」などの、項目が書かれています。
探偵の調査業務は、モラルや倫理観が問われる仕事でもあります。
新人調査員が知り得た情報を利用して不正行為をおこなわないようにするため、身元保証書が必要になるのです。
面取り
面取りとは、面を取るという事、すなわち顔の確認をするという意味です。
探偵は、特定の人物を追跡して調査をする事が仕事です。浮気調査や素行調査など、まず調査対象者の顔が分からないと追跡する事が不可能になります。
そのため、依頼主から写真を預かるとそれをしっかりと頭のなかに入れて記憶することから調査がスタートとなります。
探偵は尾行や張り込みの際に、多くの人が行き交う街中で対象者を追いかけるケースがあります。
その際には、この面取りからくる記憶を便りに調査することになりますので、記憶力というのは探偵にとって必要な能力と言えます。
や行
養育費
養育費とは、子供が成人するまでの教育のために必要な費用の事です。
未成年の子供が経済的、社会的に自立するまでの衣食住に必要とされる費用や医療費もこの養育費の中に含まれています。
原一探偵事務所 | 総合探偵社クロル | HAL探偵社 | |
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得意調査 | 浮気、人探し、素行、身辺 | 浮気、婚前、人探し | 浮気、人探し、身辺 |
料金 | トライアル:55,000円~ | 1時間6,820円 | 1名1時間7,000円 |
調査実績 | 10万件~ | 3.2万件~ | 5万件~ |
ローン | ○ | ○ | ○ |
クレジットカード | JCB, visa, Master, AMEX | JCB, visa, Master | JCB, visa, Master, AMEX |
相談方法 | 出張、オンライン可 | 出張、オンライン可 | 出張相談可 |
事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 |
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営業中 | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! |
ら行
離婚
離婚とは、婚姻関係にある夫婦がその婚姻生活を解消することです。
離婚の手続きには3つの種類があります。
まず「協議離婚」です。離婚をする夫婦の90%が「協議離婚」で離婚の成立をさせます。
基本的に夫婦間で話し合いをして、離婚慰謝料、養育、資産の分配を決めるものです。夫婦間でそれに合意が出来たら離婚届を提出して成立となります。
二つ目は「調停離婚」です。協議離婚が成立しなかった場合に家庭裁判所が間に入って調停をおこないます。
三つ目は「離婚裁判」です。協議離婚や調停離婚が不成立になった場合に裁判所で争う事になります。裁判により条件闘争をおこなうという泥沼の離婚訴訟になります。
この離婚裁判の場合には、離婚原因が何なのかが大きな争点になります。浮気や不倫の場合には探偵が残した証拠は裁判で勝つ有利な材料となるのは言うまでもありません。