企業のWeb担当者はメインの業務と掛け持ちの方が大多数なはず。本業が忙しいと、SEO情報についてなかなかキャッチアップが追いつかなくなりますよね。
新しいアルゴリズムが導入されると、必ずと言っていいほど悪質なSEO会社が電話やメールで営業をしてきます。キャッチアップが遅れると十分な知識も無いため、この悪質なSEO会社の営業に口車に乗ってしまうかもしれません。
今回そんな悪質なSEO会社に捕まらない為にも、よく話に出てくるアルゴリズム・アップデートや最近導入されたアルゴリズムについて紹介します。
パンダアップデート
パンダアップデートとは良いコンテンツの順位を上げ、低品質・粗悪なコンテンツを上位に表示させない為のアルゴリズムです。英語圏では2011年から、日本では1年遅れの2012年から導入されています。
導入から2013年2月までは1ヶ月~1ヶ月半の間隔で手動更新されていました。2013年3月以降は、自動更新に変更されています。また、手動更新の時は、パンダアップデートがあると定期的にGoogleからアナウンスがありましたが、自動更新に移行後は以下のように不定期なアナウンスになっています。
2013年3月以降のパンダアップデートの更新アナウンス:
- 2013/07/18
- 2014/09/22
- 2014/10/25
- 2015/07/19
関連記事:
【パンダアップデート4.2対策】「価値のない質の低いコンテンツ」を作らない、あったら削除する
良いコンテンツの定義について
良いコンテンツ=文字数が多いコンテンツではありません。ユーザーの質問(検索キーワード)に対して、どれだけ詳しく回答出来ているかが良いコンテンツの定義になります。従って、キーワードによっては文字数が多いもの少ないものができますので、一概に文字数が少ないからと言って低品質コンテンツということではありません。
関連記事:
Youtube再生数6億8千万回の「Goosehouse」に学ぶコンテンツマーケティングの考え方
ペンギンアップデート
ペンギンアップデートは、2012年から導入されたウェブスパムを行うサイトを取り締まり、順位を下げるアルゴリズムになります(ほとんどがスパムリンクを対象にしたもの)。
また、よくリンクの手動ペナルティと比較されますが、ペンギンアップデートはアルゴリズムでの処理の為、手動ペナルティとは異なり通知が来ません。しかも、ペンギンアップデートの方が手動ペナルティよりリンクを多くチェック出来るため、Googleサーチコンソール上に出てないリンクも、ペンギンアップデートの対象になっている場合があります。
なので、手動ペナルティよりペンギンアップデートの方が復旧に時間を要します。ペンギンアップデートに合わない為にも、外部リンク施策を行っているSEO会社には依頼しない事が重要です。
尚、直近のペンギンアップデート情報やリンクの調査方法や手動ペナルティの解除方法については、以下のエントリーを合わせてお読み下さい。
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