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探偵用語集(隠語集)

探偵には調査員間で使われる業界用語とも言える用語(隠語)があります。探偵に調査依頼をする際にこれら専門用語を知ることで探偵業界というものが理解できるようになります。

また、探偵社との面談や依頼後に連絡を取り合う際にも役立つでしょう。ここにあげた探偵用語を活用して調査の成功にお役立てください。

GPS

GPSとはアメリカが持つ人工衛星(2025/03/04時点で27基稼働)を利用して現在地を正確に割り出すことが出来るシステムです。元々、人工衛星はアメリカが軍事目的で打ち上げたものです。

浮気調査で対象者の行動を調べるためにGPSを利用することは可能です。車にGPS発信装置を取り付けることで、その人が車で辿ったルートや場所などを記録することができます。

ただし、このGPSの使用は家族の車以外はNGです。他人の車に取り付けることはストーカー規制法に抵触するため違法になります。また、探偵が取り付ける行為も違法です。

アリバイ

アリバイとは、被疑者・被告人が実際にその犯行に関わってない、犯行現場には居なかった事を証明するための証拠の事を意味します。事件時に警察が被疑者の行動を調べる際に使われる用語です。

探偵業務は通常は対象者の行動や証拠を掴む仕事ですが、中には「アリバイ工作」の依頼を請け負う探偵もいます。アリバイ工作は詐欺や刑事事件などの犯罪に利用されることが多いです。そのため、探偵業法を遵守するほとんどの探偵会社は依頼を断ります。

裏取り

裏取りはある事実の正確性を調べるために、様々な情報を集めて信憑性を確認する行為のことです。報道機関、警察、弁護士、探偵の間でよく使われる用語です。

探偵の裏取りはある調査結果で得た証拠をさらに強固なものにするために別な日や場所で再調査を行います。こうして何度かの裏取りによって得られた確実な証拠を成果物として依頼人に提供します。

浮気慰謝料

慰謝料とは、精神的な損害に対する損害賠償金の事です。配偶者や恋人が浮気(不貞行為)をして、精神的なダメージを受けたことに対して請求ができる賠償金です。

慰謝料の一般的な相場は数十万円から300万円程度で、浮気期間・婚姻期間・相手の年収などによって受け取れる金額は変わることがあります。浮気をした配偶者や浮気相手の両方に請求することができます。

ただし、浮気相手が配偶者のことを既婚者だと知らなかった場合は請求できない可能性もあります。

クロ

クロとは調査対象者が疑っていた行動をしていたことを指します。例えば浮気調査で対象者が実際に浮気をしていた場合、調査員は会社や上司に対象者はクロだった報告します。逆にしていなかった場合はシロです。

警察用語としても有名です。警察は捜索の末に被疑者が犯人だとわかったときにクロだったと言います。

結婚詐欺

結婚詐欺とは、「結婚する」と言う言葉を巧みに利用して異性を信用させて金銭や財産を騙し取る行為です。結婚詐欺は別名「アカサギ」「ロマンス詐欺」とも言われます。

結婚詐欺師は男も女も両方います。詐欺師は身分を偽証できる出会い系サイトやSNSなどのネットサービスに潜んでいることが多いです。

サレ夫

サレ夫とは、妻に浮気された男性を指します。浮気「され」た「夫」の略から来ています。

この言葉は浮気された夫が自虐的に自分で使ったり、浮気された男性を気の毒に思うときに使われたり、やや馬鹿にするケースでも使われます。逆のケースの用語に「サレ妻」があります。

これらは主にネット上で使われる用語で探偵が業界用語として使うことはあまりありません。

失踪

失踪とは、ある個人の行方や所在が分からなくなってしまう事です。家族が失踪した場合、その理由に何らかの事件性がある場合は警察にすぐに相談することです。警察は事件性が強い事案ならば捜査に入ってくれるでしょう。

ただし、失踪した相手との金銭トラブルや男女問題など民事事案の場合は対応してくれません。その場合、探偵に人探しを依頼することになります。いずれにしても、失踪者の捜索は初動が重要です。できるだけ早めに捜索に入ることで見つかる可能性が高くなります。

守秘義務

守秘義務とは、その名の通り「秘密を守る義務」の事です。サービス事業者は知り得た顧客情報を許可なく第三者に開示してはいけないというものです。

探偵に調査依頼をした場合には、必ず契約書に守秘義務の条項があります。これは、業務上知りえた依頼主や対象者の情報や依頼内容について決して外部に漏らさないというものです。

もし、探偵が万が一個人情報を漏らしてしまようなことがあれば、守秘義務契約にも記載されているはずですが、探偵に対して損害賠償請求をすることができます。

証拠

証拠とは、事実や真実を明らかにする根拠やその証(あかし)となるものです。探偵は顧客に契約内容で決められた証拠を提出することが業務となります。

探偵が顧客に提出する証拠は対象者がいつどこで誰と何をしていたかを示す写真・動画が主なものです。それらは裁判所が対象者だと認めるような鮮明かつはっきりと分かる証拠が求められます。

親権

親権とは、未成年の子供の養育、監護、財産管理など親に与えられた「権利と義務」のことを言います。

離婚する際には、父親か母親のどちらか片方を親権者にしなければ離婚は成立しません。離婚届に親権者が父親か母親かどちらかを記載しなくてはならないためです。

親権は、子供と一緒にいる時間が長い母親が持つケースが一般的に多いです。しかし、母親が親としての義務の遂行ができていない場合や、親として欠落している要素があったり、何か子供に悪影響を及ぼしているとすれば、親権を持つのは父親が適切という判断が裁判所から下されることもあります。

離婚後に男性側が元妻の母親としての義務遂行を疑い、探偵に素行調査を依頼するケースは少なくありません。逆に親権者が男親の場合、母親側が探偵に素行調査を依頼することもあります。

ストーカー

ストーカーとは、特定の相手に対してつきまとったり待ち伏せをしたり無言電話や嫌がらせをし、相手に精神的苦痛を与える人物の事です。

探偵に所在調査の依頼は多いですが、ストーカー目的だと判断した場合は依頼を断ります。ストーカー側に加担するような依頼を受けてはいけないと探偵業法で定められています。

ストーカー被害者からの依頼は受け付けており、ストーカーの証拠・犯人の所在を突き止めます。
この証拠をもとに警察に通報して動いてもらうことになります。

成功報酬

成功報酬とは、契約事項に定められた「成果」と「成果物」を提出した際に対価請求できるサービスです。逆に、それが達成できなければサービス提供する側は代金の請求を行う権利がありません。

探偵のサービスプランにも成功報酬型というものがあります。「着手金の先払いが必要な成功報酬プラン」と「着手金の支払いは必要ない完全成功報酬プラン」の2種類がありますので必ず依頼前に確認しましょう。

接触禁止誓約書

接触禁止誓約書とは、浮気相手と再度接触しないようにすることを誓わせる書面です。

書面には以下の内容を記載し、配偶者に署名をしてもらいます。

  • 浮気をしたこと
  • 浮気相手と接触しないこと:対面以外にも、メール、電話、LINE、その他連絡手段も禁止する
  • 制約を破った場合の違約金、慰謝料

探偵業法

探偵業法とは、探偵の業務内容について定められた法律です。探偵業法が施行されたのは平成19年の6月1日です。それまでは法律がなかったせいもあって、詐欺行為をする悪徳な探偵会社も数多く存在しました。

探偵業法は、消費者保護の観点でこのような悪徳な探偵会社を無くすという目的で施行されました。主な内容は「開業には公安委員会への届出が必須」「調査員の教育義務」「依頼主へ重要事項の書面での説明義務」などについて記載されています。

着手金

探偵の着手金とは探偵が調査に着手するための費用として発生する前払い金の事です。調査に入る前には準備や事前調査などのコストが発生するため、探偵会社の多くは着手金を請求します。

まれに着手金を請求しない完全成功報酬の料金プランを採用している探偵もあります。ただし、この料金プランは着手金を取らない分、費用は高めに設定されているケースが多いです。

調査員

調査員とは、探偵業務における各種調査をする人の事です。探偵調査員になるための資格はありません。ただし調査員は車やバイクの免許・運転技術、カメラの撮影術、尾行術など経験とノウハウが求められる仕事です。

大手の探偵社の中には探偵学校を運営して調査員を養成している事務所もあります。探偵事務所によって調査員のスキルは大きく異なります。運営歴が長い経験豊富な調査員がいる探偵社を選ぶことが重要です。

調査報告書

探偵の調査報告書とは、調査終了時に依頼人へ提出する書類です。調査開始日から終了日までが時系列にしてまとめてあり、写真・動画が添えられ、その時の状況や様子を担当調査員がコメントするかたちで構成されています。

例えば浮気調査の場合、離婚などの裁判で使うケースもあるため、裁判官や調停員が見ても浮気だと判定できるような内容の調査報告書が作成されます。

盗聴

盗聴とは部屋や車の中での会話や電話の通話を盗み聞きすることです。多くの場合、盗聴されている会話内容は録音されている事がほとんどです。

探偵の盗聴器調査・盗撮器調査では、盗聴・盗撮機材が室内に不正に仕掛けられていないかを調べます。多くは浮気を疑うパートナー(恋人)やストーカーが盗聴器などを仕掛けます。自分の行動が第三者に筒抜けになっている可能性があれば盗聴されている可能性があります。

張り込み

張り込みとは対象者の自宅や職場、よく行く場所の近くに潜んで行動を観察することです。主に警察や探偵がおこないます。
探偵の張り込みとは、対象者がどこで誰と何をしていたかを証拠に残すために、ある場所で調査対象者の動きを観察し記録に残します。

多くの場合、張り込み調査は目立たないように車の中でおこなわれます。車で対象者を尾行・張り込みをしてカメラを使って写真撮影をおこない証拠を残します。

尾行

尾行とは、対象者にバレないようにつけ回して行動内容を明らかにする行為です。
探偵社の尾行は対象者にバレないように、複数の調査員がチームを作って代わる代わるつけて、対象者の行動を写真や動画など記録に残します。

尾行は対象者が油断している状態ならば調査は簡単ですが、警戒している場合は難易度は高くなります。車やバイクを使ったり、調査員も3人以上必要になる調査もあります。このような難しい調査は調査員がたくさんいて技術力が高い探偵社にしか対応できないでしょう。

風評被害

風評とは世間の噂などによる評判のことです。そして嘘・根拠のないの風評で何らかの被害を受けることを風評被害と言います。

デタラメを書き込んだ相手がある程度わかっている場合、その対象者がどのような人物なのかを探偵に依頼して調査することができます。人物調査、行動調査をすることで目的が明らかになります。

復縁工作

復縁工作とは別れた恋人や夫婦がよりが戻るように工作活動をすることです。具体的には工作員が特定の情報を流したり第三者を送り込んだりして、元の恋人や配偶者に気持ちが移るようなことをおこないます。

探偵の中にはこのような復縁工作をサービスとして提供する会社があります。しかし、探偵業法では工作活動は禁じられていますので、このような復縁工作をおこなう探偵社は、違法調査の常連で法外な請求をする悪質業者の可能性があります。

不貞行為

不貞行為とは性交渉を伴う浮気のことを指します。一般にはあまり馴染みのない言葉ですが、離婚事件などでは、裁判所は浮気という言葉は使わず不貞行為が使います。

例えば、配偶者が浮気相手と路上で抱擁やキスしているだけでは裁判所は不貞行為を認めません。「一緒にラブホテルに入って20分以上経過した」「浮気相手の家に何度も訪問した」といった不貞行為があったであろうという証拠(写真・動画)があることで不貞行為が認められます。

プライバシー侵害

プライバシー侵害とは、「非公開の事実」で「一般的に秘密にしたいであろう事実」を本人の承諾を得ずに公開することです。侵害された側は様々な不利益を受けることになリます。

プライバシー侵害には刑法での罰則規定がありませんが、損害賠償請求は可能です。

なお、探偵は尾行・張り込みをして、その調査結果を依頼人に提供しますが、その調査方法に違法性(無断で敷地内や建屋に入る、工作をする等)がなければ、その調査はプライバシー侵害にあたりません。探偵業法に記載されている正当な業務として扱われます。

マルアイ

マルアイとは探偵の業界用語で依頼人の配偶者(パートナー)の浮気相手という意味です。つまり愛人のことです。

例えば調査員が数人で尾行している最中に浮気相手が現れた場合、調査員同士で「愛人・浮気相手が来た」などと話をすると、周囲の人も反応してしまうリスクがあります。

尾行や張り込みに悪影響が出る可能性があります。そのためデリケートな用語の場合、このように業界用語などを使って周りに怪しまれないように対応します。

マルタイ

マルタイとは探偵用語で言う「調査対象者」の事です。マルタイと呼ばれる理由は、探偵が調査報告書を作成する際に対象者の「対」の字を丸で囲むためと言われています。

尾行や張り込み中に調査員が「対象者」という言葉使って会話すると、一般の人なら何事かと聞き耳を立てることでしょう。マルタイは目立たないことを好む探偵が作り出した業界用語です。

ちなみに、マルタイは元々警察用語でした。(もちろん現在でも警察用語として使用されています)

身元保証書

身元保証書とは、保証人がその人の信用、身元、責任能力を保証するための文書です。賃貸契約、就職、各種申請などで提出が求められることが多く、万一の際には保証人が一定の責任を負う旨が記載されます。

新人調査員が探偵会社に入社する際には、この身元保証書の提出が義務付けられています。探偵の仕事は依頼主のプライバシー・個人情報・機密事項などを知ることが多く、これらを外部に漏らすことがないように、保証人を立てて誓わせるわけです。

身元保証書には、「違法調査はしない」「守秘義務は守る」「会社に損害をかけた場合に賠償責任を連帯して負う」などの項目が書かれています。

面取り

面取りとは「面を取る」という事すなわち顔の確認をするという意味です。

探偵は、特定の人物を追跡して調査をする事が仕事です。浮気調査や素行調査など、まず調査対象者の顔が分からないと追跡する事は不可能です。

そのため、依頼主から写真を預かるとそれをしっかりと頭のなかに入れて記憶することから調査をスタートします。多くの人が行き交う街中で対象者を追いかけるケースもありますので、対象者の顔を記憶する面取りは探偵にとって必要な能力です。

養育費

養育費とは子どもの生活・教育・医療などに必要な費用のことです。離婚や別居した際には、親権を持たない一方の親は子どもが成人するまで、双方で取り決めた養育費を支払わなくてはなりません。

浮気が原因で離婚する際には、慰謝料とともに養育費の取り決めも重要になります。そのため離婚を有利に進める・慰謝料・養育費請求をするために浮気調査をすることは多いです。

別れさせ屋

別れさせ屋とはカップルを別れさせたり夫婦を離婚させるための工作をする専門業者のことです。

工作員を使ってハニートラップをしたり、別れを誘発させる情報を提供するなどして工作をおこないます。

探偵は別れさせ屋などの工作を禁じられています。しかし悪質な探偵の中には別れさせ屋をサービスとして提供している業者がいます。着手金だけ取って何もしない、工作後に法外な料金を請求するような悪質業者も多いです。決して別れさせ屋は利用してはいけません。