- そもそも張り込み調査とは何か
- 張り込み調査で探偵が使う主な方法
- 張り込み調査で探偵が使うテクニックや道具
- 探偵に張り込みを依頼した場合の費用相場
浮気調査では一定の場所に待機して調査を行う「張り込み」が成功のカギを握ります。この張り込みですが、基本的には調査対象者の動きを追う尾行と合わせて行われるのが基本です。
では浮気調査の張り込みでは具体的にどのようなことが行われるのか?また調査成功の確率が高い探偵会社が駆使している張り込み方法やテクニックにはどのようなものがあるのか?
今回はこれらの疑問を抱える方に向けて、浮気調査の張り込みに関するお役立ち情報を解説します。
探偵が行う浮気調査の張り込みとは?
探偵業においての張り込みとは調査対象者の動きなどを長時間に渡り、見張り続けることを指します。「張り込み」と聞くと警察が容疑者を逮捕するために行うというイメージがありますが、探偵の世界でも浮気や素行調査などの依頼において尾行とセットで張り込みが行われます。
ちなみに浮気調査の張り込み期間は調査対象者の情報量などにもよりますが、概ね1週間~1ヶ月ほどが平均です。なお依頼主からの情報などが少ない場合はゼロからの調査となりますので、場合によっては深夜の時間帯にも張り込みが行われます。
張り込み調査はどういうときに探偵に使われる?
張り込み調査は、対象者の行動を調査する際や失踪者を探す際に活用されます。
張り込みの場所は、対象者の住居や職場、頻繁に訪れるスポットなど対象者が日常的に利用するエリアに設定されます。
浮気調査や素行調査といった依頼で、活用されることの多い手法です。
張り込み調査を探偵が行うのは合法?
張り込み調査は違法と考えられることもありますが、法的には合法であるとされています。「探偵業の業務の適正化に関する法律(2007年制定)」の第二条において探偵業務の定義が明確にされており、「面接による聞き取り、尾行、張り込みを含む実地調査を行い、その結果を依頼者に報告する」と明記されています。
探偵業の業務の適正化に関する法律により、探偵による張り込みは依頼に基づき行われる合法的な調査手段です。
この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。
張り込み調査で探偵が使う主な方法3選
次に、実際の張り込み調査で探偵が使う主な方法を3つ紹介します。
- 外張り
- 内張り
- 流し張り
それぞれの方法について詳しく解説します。
外張り
外張りは、探偵が対象者の自宅や職場などの外部で張り込む方法です。外張りでは、探偵は車や公共の場所から対象者の出入りを観察します。
外張りの際は目立たないようにするために、探偵はさまざまな変装やカモフラージュを駆使します。また、長時間の監視が求められるため、忍耐力と集中力が不可欠です。さらに、対象者が移動を開始した場合には、尾行を開始することもあります。
探偵が外張りを行う際、調査員や交通量を計測するスタッフといった一般的な市民と見分けがつかない役割に扮して街の日常風景に溶け込み、目立たないように張り込みを実施します。
内張り
内張りは、対象者が頻繁に利用する施設や建物の内部で行われる張り込みです。例えば、レストランやカフェ、ホテルのロビーなどが挙げられます。
内張りでは対象者の会話内容や行動を観察することが目的で、探偵が一般の来客に紛れて行動します。内張りでも探偵は変装や小道具を用いて自分の存在を隠しながら、情報を収集します。
内張り前には施設に許可を取ることが多いですが、その際は交通調査員など架空の設定で建物に入り込むこともあります。
流し張り
流し張りは、対象者が移動する際に、探偵がそれに合わせて移動しながら張り込む方法です。自動車や公共交通機関を利用して対象者を追跡し、対象者の行動パターンをつかむことが主な目的です。
流し張りでは、探偵は対象者に気付かれないように距離を保ちつつ、機敏に動く必要があります。また、複数の探偵が連携して行うことも多く、チームワークが重要となります。
流し張りは張り込みがしにくい場所でも柔軟に対象者を見張れます。しかし、同じ場所を何度も往復するような挙動をとると周囲の人々に怪しまれ、警察に通報される可能性がある点がデメリットです。
プロの探偵が実践している張り込みテクニック6選
張り込みは一見すると「誰でもできるし簡単ではないか…」と思う方もいるかもしれません。しかし実際の調査現場では対象者だけではなく、周囲にも気を配る必要があるため、張り込みという仕事は想像以上に神経を使います。
浮気調査に関する知識が少ない一般の方が張り込みを行うと対象者にバレたり、周囲に不審者扱いされたりする可能性が非常に高くなります。
ではなぜプロの探偵は一般の方では難しい張り込みを成功させられるのか?ここではプロの探偵が実践している張り込みの方法やテクニックをまとめましたのでご覧ください。
個人の張り込み調査 | 探偵の張り込み調査 | |
---|---|---|
場所 | 現地の状況を知らないまま張り込む | 事前に場所を特定して張り込む |
人数 | 一人で張り込む | 複数人でいろんな場所から張り込む |
変装 | 変装してもパートナーにバレる可能性大 | さりげなく変装して周囲に溶け込む |
機材 | スマホカメラのみ | 一眼レフ、スパイカメラ、ビデオカメラを用意 |
撮影 | 一箇所からの撮影しかできない | 複数の調査員がいろんな角度から撮影する |
交通 | 急な移動に対応できない | 急な移動に対応するため車、バイクなどを用意 |
張り込みを行う場所の事前調査
プロの探偵は行き当たりばったりで張り込み場所を決めているわけではありません。仮に張り込み場所を間違っていた場合は、いつまで経っても調査対象者が浮気をしているという証拠は得られないでしょう。
よって専門の探偵業者は張り込み前に必ずといってよいほど事前調査を行います。特に大都市圏になると「浮気現場」のラブホテルやシティホテルが数多くありますので、この事前調査の作業は非常に大切です。
具体的な下調べの方法については、以下のようなポイントを参考にするとよいでしょう。
- 対象者の車にGPSを設置する
- 対象者の車のカーナビ履歴を確認する
- 対象者の財布の中を確認する(ホテルのレシート、ポイントカードが入っている可能性あり)
- クレジットカードの利用履歴を確認する
- 浮気相手が誰なのかはっきりしている場合は自宅住所などを参考にする
上記のポイントを意識しながら張り込み場所を決めたら、次は張り込む場所の下見です。張り込み場所の下見を行う主な理由は、カバーストーリーを用意するためです。
カバーストーリーとは張り込み時に周囲の人から「何をしているの?」と聞かれたときに、相手が納得できるストーリーのことを指します。
浮気調査の張り込みは5分、10分で終わるものではなくケースによっては数時間かかることもあります。
同じ場所で張り込みを行っていると、どうしても周囲から怪しまれる可能性は高くなります。よってプロの探偵は対象者だけではなく、周囲からも不審者扱いされないように張り込み場所の下見を行い、カバーストーリーを用意するのです。
カバーストーリーの一例を挙げるとレストラン近辺で張り込みを行う場合は「レストランの市場調査」のふりをする、カフェで張り込みを行うときは「休日を利用して1人読書」のふりをするなどがあります。
このように浮気調査の張り込みは、「いかにして自然な状況を演出できるか」というポイントが非常に重要となります。
光を背にして張り込む
張り込み時は可能であれば街灯や太陽光などを背にします。これは常に光を背にすることで自分の顔が陰になり、調査対象者からバレにくいというメリットが得られるためです。
また光を背にしていれば街灯や太陽の光が目に入らなくなりますので、眩しさが原因で調査対象者を見失うというリスクを軽減できます。
複数人体制で張り込む
プロの探偵が張り込みを行うときは複数人体制が一般的です。複数人体制で張り込みを行うメリットは主に2つ。
ひとつ目は調査対象者に張り込みが行われていることをバレないようにするためです。一例ですが1人で張り込みを行った場合、調査対象者から怪しまれたらその時点で張り込みは失敗に終わる可能性が高いです。
ですが複数人での張り込みであれば、1人の調査員が疑惑を持たれても他の調査員にその場をまかせられるため、そのまま継続して張り込みを行えます。
複数人体制での張り込みによるメリットふたつ目は調査対象者を見失うリスクを大幅に軽減できることです。たとえばですが出入り口が複数ある大型の商業施設で張り込みを行う場合、1人だと1つの出入り口しかカバーできません。
このような張り込みだと仮に対象者が調査員不在の出入り口を使用した場合、その時点で調査対象者を見失うことになるため、張り込みは失敗に終わります。
複数人体制であれば1人の調査員が対象者を尾行しても、残りの調査員が複数の出入り口で張り込みを行えるという調査が可能になります。
周囲に溶け込む
浮気調査の張り込みは長時間に渡って行うことになるため、周囲の住民や歩行者、警察などに怪しまれない対策を施す必要もあります。
一般の方が見よう見まねで張り込み調査を行うと、大半の場合は調査対象者ばかりに意識が集中してしまいますので、道行く人などから怪しまれる可能性が非常に高いです。
一方プロの探偵は変装を中心としたテクニックを駆使して、周囲に溶け込みながらの張り込みを行うのが一般的です。変装についてですが、基本的には目立ちすぎない普通の通行人のような格好を意識します。
一般の通行人のような変装であればケースによっては近隣住民のふりもできますので、長時間の張り込みを行うことも可能です。
また仮に自分でパートナーの張り込み調査を行う場合は、雰囲気をイメチェンする方法も有効です。一例ですが普段明るい色の洋服を着ている方であれば、ブラックやグレーといった暗めの色の洋服を着用するなどが挙げられます。
この他、自身で張り込みを行う方法はパートナーに顔がバレていますので、帽子やメガネ、場合によっては髪色を変えるなどの変装を意識しておくとよいでしょう。
車両を使った張り込みでは必ずエンジンを切る
プロの探偵は車両で張り込みを行う場合、気温が高い夏場でもエンジンを切るのが一般的です。
これはエンジンがかかったままの車両は、中に人が乗っていることが周囲からも確認でき、調査対象者に怪しまれる可能性があるからです。エンジンを切った状態であれば車内には人がいないと思わせられるため、調査対象者を油断させることもできます。
ただし車両を使った張り込みすべてが、エンジンが切られた状態で行われるわけではありません。道路や周囲の状況によってはエンジンをかけた状態で張り込み調査を行うこともあります。この方法は車内で待ち合わせをしている状況を演出したいときなどに有効です。
またこれは当たり前のことですが、車両を使った張り込み調査では車を駐車しても不思議ではない場所、不自然ではない場所、通報されにくい場所をしっかりと確保しておく必要があります。
運転席や助手席には座らない
前述のように車両を使った張り込みにおいてエンジンを切った状態で調査を行う場合。このようなケースでは基本的に後部座席において待機、張り込みを行うことになります。
車両のエンジンを切った上での張り込みは、車内に人気がない状況を演出しなければなりません。運転席や助手席で待機すると外からも人が乗っているのが確認できますので、理想の状況を演出するのが難しくなります。
よって車両のエンジンを切って行う張り込みでは、後部座席での待機、調査が基本となります。ただしエンジンをかけたままの張り込み調査では、人気がないと逆に不自然に映りますので、このようなケースでは運転席や助手席で待機するのが一般的です。
浮気調査の張り込みに使用される主な道具6選
ここからはプロの探偵が張り込みを行う際に使用する主な道具を紹介します。
- カメラ
- 録音機
- 携帯やトランシーバーなどの通信機
- 現金・カード
- 移動用の車両
- 変装グッズ
それぞれの道具について詳しく解説します。
カメラ
「探偵の七つ道具」のうちのひとつとされているカメラ。調査対象者が浮気をしているという決定的証拠を収めるのに必要な道具となります。ちなみにプロの探偵が使用していることが多いカメラには、以下のようなものがあります。
- スチールカメラ
- コンパクトカメラ
- 一眼レフ
- スパイカメラ
- ビデオカメラ(ハンディタイプ)
- 小型CCDビデオカメラ
浮気調査ではこれら複数のカメラを状況に応じて使い分けるのが一般的です。またカメラを使って浮気の証拠を収めるには、ピントを被写体に自動的に合わせるオートフォーカス(AF)の機能が備わっているタイプが良いと思われていますが、プロの視点から見ると必ずしもAF機能が備わったカメラが優れているとは限らないといいます。
と、いうのもプロの探偵は浮気の証拠を収めるときにさまざまな角度から撮影したり、他の写真を撮っていると見せかけてカメラの端で調査対象者を撮影したりなどのテクニックを用いているからです。
AF機能が備わったカメラは基本的にレンズの中央に位置する物体にピントを合わせるため、上記のようなテクニックを用いた場合、対象者がぼやけることもあります。よって探偵会社では基本的に機能、性能が異なるカメラを複数用いるというのが一般的です。
録音機
張り込み調査において録音機を使用する主な理由は「証拠」と「メモ」です。録音機は、上手く使用すれば調査対象者と浮気相手が会話している内容を押さえられます。
この会話内容から「いつから浮気しているのか?」「次はいつどこで会うのか?」といった情報も得られるので、言い逃れのできない決定的な証拠をつかめる可能性も非常に高くなります。
また張り込み中は調査で得た情報を忘れないようにメモをとることがありますが、このときにその都度ノートなどを取り出していると調査対象者を見失う恐れもあります。
録音機を稼働させておけば会話の内容を自動的に記録してくれますので、調査員が手動でメモする手間も省けます。
携帯やトランシーバーなどの通信機
探偵会社が行う張り込みは基本的に複数人体制が一般的です。特に実績ある探偵会社では3人1組以上でチームを組み徒歩グループ、車グループ、交代要因グループなどに分けて張り込みを進めていきます。
携帯やトランシーバーなどの通信機はこれらのグループ間で連携を取るためには必要不可欠なアイテムです。
現金・カード
浮気調査のときは常に張り込みを行うわけではなく、調査対象者が動き出したら尾行へと移行します。この際、とっさの出費にも備える必要がありますので、調査員は現金やカードを持ち歩くのが基本です。
張り込み時に持ち歩く現金についてですが、硬貨のみ使える場所、紙幣のみ使える場所などあらゆるケースを想定しなければなりません。よって調査員は5千円札、1万円札など金種が異なる紙幣、硬貨をまんべんなく用意します。
また場合によっては支払い方法がクレジットカードのみということもありますので、現金だけではなくカード類も準備しておく必要があるでしょう。対象者が電車やバスなどの公共交通機関を利用する可能性が高い場合は、交通系のICカードも持ち歩きます。
移動用の車両
張り込みは対象者の動きに合わせて調査方法を変えていく必要があります。一例ですが今まで徒歩で移動していた対象者が急にレンタカーなどを利用して移動した場合、徒歩での張り込みや尾行は不可能になります。
よって探偵会社では張り込みを行うときに調査場所近辺に車を用意したり、小回りの効いた尾行を行ったりするためのバイクを手配しておくといった工夫が施されています。
変装グッズ
予算があまりかけられない張り込みを行うときは、1人で複数人のキャラクターを演じる必要もあります。探偵会社ではこのようなときに変装用の服、メガネ、帽子、コンタクトなどを用意します。
ちなみに変装と聞くとサングラス、マスク、カツラといったグッズをイメージする方も多いですが、これらは逆に周囲から目立ってしまうため、対象者に怪しまれる可能性も高くなります。
前述のように張り込み調査における変装では、周囲に溶け込むことが何よりも大切となりますので悪目立ちする変装グッズは控えるのが基本です。
探偵の張り込み期間はどのくらい?
プロの探偵が行う張り込みの期間は、調査の目的や具体的な状況に応じて変わります。通常、張り込み期間は数日から数週間かかることが多いです。
探偵は対象者の行動パターンを分析し、重要な証拠が得られると予想されるタイミングで張り込みを実施します。
探偵に張り込みを依頼した場合の費用相場
探偵に張り込みを依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。
数日程度の張り込み | 約10万円~30万円 |
---|---|
数週間程度の張り込み | 約30万円~100万円 |
1ヶ月以上の張り込み | 100万円以上 |
依頼にかかる費用には、基本料金だけでなく移動にかかる交通費、宿泊費、撮影機材のレンタル代、調査結果をまとめた報告書の作成費用が加算されるケースもあります。探偵事務所によってこれらの費用の規定は異なるため、契約前に詳細をしっかりと確認することが重要です。
ただし、探偵事務所を選ぶ際には、費用だけでなく信頼性や実績、調査手法、提供される報告書の品質など、さまざまな視点で検討することが大切です。
自分で張り込みをせず探偵に依頼した方が良い理由4選
最後に、探偵に張り込みを依頼した方が良い理由を4つ紹介します。
- かなりの時間を使ってしまう
- 技術と知識をつけるのに時間がかかってしまう
- 張り込みがバレたときに信頼を失う
- 精神的に追い込まれる
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
かなりの時間を使ってしまう
張り込みには想像以上に多くの時間が必要です。対象者の行動パターンを把握し、長時間の監視を行うことは日常生活や仕事に支障をきたす可能性があります。
探偵に依頼すれば張り込みに使う時間を自分の生活や仕事に使えるため、効率的に調査を進めることが可能です。
技術と知識をつけるのに時間がかかってしまう
張り込みは単に対象者を見張るだけではなく、法律に抵触しない方法で証拠を収集する技術や知識が求められます。
探偵業務に関する知識を一から学ぶのは大変な労力と時間が必要で、素人が短期間で身につけるのは現実的ではありません。プロの探偵なら、適切な方法で迅速に調査を行えます。
張り込みがバレたときに信頼を失う
自分で張り込みを行うと、対象者に発覚しやすいリスクがあります。特に、密接な関係にある場合、発覚したことで信頼関係が崩れることも考えられます。
探偵に依頼すれば、プロの技術によりバレるリスクを最小限に抑えられる上に万が一のときも探偵が責任を持って対応してくれます。
精神的に追い込まれる
張り込みは精神的な負担が大きい作業です。不安や緊張感を抱えながらの長時間の監視は、ストレスや疲労を蓄積させ、心身の健康を害することにもなりかねません。
探偵に依頼すれば、自分自身を守りつつ、専門家による冷静かつ客観的な調査を期待できます。
浮気調査の張り込みはプロの探偵に依頼するのがおすすめ
結論から述べると浮気調査の張り込みを自分で行うことは推奨できません。浮気調査の知識を持たない一般の方の張り込みが推奨できない理由には、以下のようなものがあります。
- 非常に多くの時間を要する
- 証拠をつかむだけの技術、知識を要していない
- 精神的な疲弊が大きい
- 張り込みがパートナーにバレた場合、信頼を失う
張り込みの基本は忍耐強く待機することです。プロの探偵は長時間の張り込みに耐えうるだけの体力、気力が備わっていますが、普段仕事や家事を行っている一般の方だと決定的な証拠をつかむだけの時間、忍耐力が圧倒的に不足しています。
また前述のように張り込み調査には複数のカメラ、録音機、移動用車両など多くの道具が必要です。これに加えて対象者にバレず、かつ周囲に怪しまれない張り込みの技術や知識が必要になりますので、一般の方では調査が失敗に終わる可能性は非常に高くなるでしょう。
その他、パートナーが実際に浮気をしている現場を目撃するのは想像以上に精神的苦痛が大きいというのも推奨できない理由です。
もちろん張り込みがバレた場合は、パートナーとの信頼関係が壊れることも想定しておかなければなりません。これら複数の理由から浮気調査の張り込みは、プロの探偵に依頼するのが無難といえます。
以下の記事では、格安で浮気調査ができる探偵事務所を4社紹介しています。浮気調査費用を安くする方法や探偵選びのポイントも紹介しているので、参考にしてください。
原一探偵事務所 | 総合探偵社クロル | HAL探偵社 | |
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画像 | |||
対応地域 | 全国対応(13拠点) | 全国対応(8拠点) | 全国対応(18拠点) |
対応時間 | 24時間・電話無料相談 | 24時間・電話無料相談 | 24時間・電話無料相談 |
得意調査 | 浮気、人探し、素行、身辺 | 浮気、婚前、人探し | 浮気、人探し、身辺 |
料金 | トライアル:55,000円~ | 1時間6,820円 | 1名1時間7,000円 |
調査実績 | 10万件~ | 3.2万件~ | 5万件~ |
ローン | ○ | ○ | ○ |
クレジットカード | JCB, visa, Master, AMEX | JCB, visa, Master | JCB, visa, Master, AMEX |
相談方法 | 出張、オンライン可 | 出張、オンライン可 | 出張相談可 |
事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 |
電話相談 | 電話無料相談 | 電話無料相談 | 電話無料相談 |
メール相談 | メール無料相談 | メール無料相談 | メール無料相談 |
営業中 | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! |
まとめ
浮気調査は対象者が現れる場所を想定し、徒歩や車両を使った張り込みを行います。この張り込みは一見簡単そうに見えるという方もいますが、調査対象者だけではなく、周囲からも怪しまれないようにする高度なテクニックが必要です。
よって一般の方が自身で張り込みを行うことは推奨できないため、現在パートナーの浮気が心配という方は知名度や実績がある探偵会社へ依頼することも検討しておきましょう。