こんにちは、メディア事業部ウェブディレクターのコネル飯塚です。
第4回となる、この「ヘビーメタルSEO」。「ヘビーメタル」と「SEO」に精通しているホワイトベアー社内の人物、そしてヘビーメタルSEO界の重鎮でもある「ようすけべー」から新入社員の私がヘビーメタルとSEOについて学んでいくお話しになります。
前回の「検索エンジンの比率について、日本で一番使われているのは?」で、検索エンジンの歴史やシェア、そして日本国内の検索はほぼGoogleの検索システムを採用していることを学びました。
日本において「Google」「Yahoo!」「goo」の検索結果がほぼ同じになっていることを知った私は、「ある確信」をもって、かの有名な中古本屋に向かって走っていった。
SEO対策でまず知っておくべき基本ポイント
「ようすけべー師匠!それでは今回もよろしくお願いいたします。」
「前回『OK Google!!』とテレビCMばりに叫んでどこかに走り去ったけど、いったいどこに行ってたんだ?しかもオマエ使ってるのiPhoneだし!」
「あれからどこに行ってたかと言うと、ワンピースの最新刊を探すついでなのですがブックオフに行ってました。そこで『ある本』を探して読みたいと思いまして。」
(ワンピースの最新刊は人気高いからブックオフの古本ではなかなか見つからないぞ。。)
「その『ある本』とはGoogle(著)『検索エンジンのアルゴリズム完全マニュアル』的なSEOの本なのですが・・・」
「ななななんあな、、なんと!そんな神のSEO本があるのか??」
検索エンジンのアルゴリズム完全マニュアル
「ほとんどの日本国内の検索はGoogleの検索システムを採用しているということを教わりました。それならば、検索エンジンのアルゴリズムをGoogle自体が徹底的に解説している完全マニュアルを読めばいいのではと思ったわけです。私なりにGoogleの得点計算方法を理解しようと・・・」
「それで!その聖典とも言える本がブックオフにあったのか???」
「いや、ありませんでした。店員さんに聞いて、その手のコーナーに案内していただきましたが、知らないようでした。」
「そうだろうな!ビビらせやがって!」
「そうなんです。新しい家電を使う時は説明書が付いてて、まずはそれを読みますよね。だからSEOを始める前にGoogleのアルゴリズムをすべて把握しようと思い、家電の説明書のような感覚でパッと見れるものはないかと、ブックオフに行ってました。」
「『Googleのアルゴリズムをすべて把握』などという、オマエとんでもないことを言っているぞ!」
「代わりと言ってはなんですが、『達人に学ぶGoogleアナリなんとか』『仕事で使える!Googleタグマなんとか』『実践 Googleウェブマなんとか入門』なんていう聞いたこともない本がたくさんありました。
その中でGoogleという企業についての哲学的な書籍があったので、暇つぶしに読んでおきました。」
「どんな内容だった?」
「世界中に影響を与え続ける企業『Google』。常に注目を集め『グーグルグラス』や『グーグルドライバーレスカー』などについて書かれていました。」
「SEOからはかなり遠い本を選んだな!」
「『Google』って書いていたので、いちおう・・・」
「今回もオマエはWEBディレクターとしては『糞レベル』だといつも通り言いたいところだが・・・
『Google』という企業の根底にある考え方の謎を明らかにすること、その行動を考えるということは間違ったことではない。それは最終的にGoogleのアルゴリズムの考え方にも関わってくることで、もちろんSEOにも繋がってくる。俺が『ヘビーメタルSEO』を通して伝えていきたいことでもあるのDEATH!!」
「OK METAL!!」
(それ俺の決め台詞なのにな。。)
SEO対策の基本ポイント
「それでは『Googleのアルゴリズムをすべて把握』する前にGoogleのSEO対策で知っておくべき基本ポイントを説明しよう!」
「基本が大切ですからね!」
Googleの得点計算アルゴリズムについて
「せっかくブックオフにGoogleの『検索エンジンのアルゴリズム完全マニュアル』を探しに行ったみたいだが、実際はGoogleが具体的なアルゴリズムを公表することはないのDEATH!!」
「えええええ!そうなんですか!」
「完全マニュアルは存在しないと言えるがガイドラインなどは公開されている。それに沿ってSEO対策をすることが基本だ!
スコア付けの指標となる評価項目をもとに、ユーザーにとって価値があるか、信頼できるサイトであるか、どのようなカテゴリーやテーマについて書かれたページであるか、などをGoogle独自の計算方法で得点を出し、ランキングを決定する。それが検索エンジンのアルゴリズムだ!」
「すべてのページをグーグルの社員さんが見て得点をつけているわけではないですよね!」
「もちろん、ロボット型検索エンジンなので、人間と同じようにサイト内の情報を判断することは出来ない!アルゴリズムで算出されたその総合得点によって、順位が決まり、検索によって表示されるのだ。
評価項目となるポイントを見ていこう。」
「注目のポイントですね!」
Googleにキーワードやページの内容をわかりやすく伝える
「Googleはユーザーの検索した目的にあったサイトやページを上位に表示させようとアルゴリズムの変更を繰り返し行なっている。ページを検索結果の上位に表示させようと思ったらまずは、サイトやページの内容、タイトルなどを検索キーワードに見合ったものにする必要があるのだ。」
「わかりました!『ヘビーメタル』と『SEO』というキーワードで検索してくるユーザーのことを考えてサイトを作ればいいのですね!」
「残念ながら、『ヘビーメタル』と『SEO』というキーワードで検索してくるユーザーはあまりいないと思うのだが、例えば『きゃりーぱみゅぱみゅ』『メイク』というキーワードで検索するユーザーがいるとするぞ。」
「そ、そこはヘビーメタルのバンドで例えないんですか??」
「きゃりーぱみゅぱみゅのメイクを真似したい、メイク道具は何を使っているのか知りたいなど、考えて検索していることが予想できる。
このようにユーザーの検索目的を予想してサイトやページを作ることも大切になってくのだ。」
「女子の気持ちまでも理解する必要がSEOにはありますね!」
「そして、検索エンジン(機械)とユーザー(人間)による見え方と認識の違いを理解しておこう!
画像を例えにあげるなら、きゃりーぱみゅぱみゅ本人の画像ときゃりーぱみゅぱみゅのコスプレをした激似のカワイイ女の子の画像があるとするぞ。」
「つけまつけるもんだいガールのすぐにもったいながる子ですね。」
「その画像を情報として検索エンジンがユーザーと同じように認識できないことが原因なのだ。
それをGoogleにわかりやすく伝えることが重要になってくる。
文字テキストではない画像などは代わりとなるテキスト情報を付け加えることができる。」
「では、きゃりーぱみゅぱみゅ本人だとテキストで言ったもの勝ちですよね!」
「しかし、検索エンジンを騙すような考え方はSEOとしては良くない方向に動いているのだ。」
「騙すつもりはない時もあるでしょうね。」
「今はまだ不完全な部分もアルゴリズムにはあるのだ。
他にもGoogleにわかりやすく伝えておきたいのは、タイトルタグや見出し、本文に必要に応じて、重要なキーワードを入れるようにしておきたい。
ユーザーにとって役に立つコンテンツであっても、肝心なのは検索エンジンにサイト制作側が意図することを認識してもらうことだからな。そうすればGoogleはサイトの情報を見つけ、正しく評価しやすくなる。」
「多くのサイトが同じキーワードを狙っていたら上位表示させるのは大変でしょうね。」
「そうだ!人気で競合が多いキーワードは上位を狙うのは難しくなってくるのだ。
そして次に大切となるポイントを説明しよう!」
ページに「被リンク」を集め、サイトの価値をあげる
「あるWEBサイトやページが、他のサイトやページからリンクされることを『被リンク(バックリンク)』と言うのだが、検索エンジンのアルゴリズムはこの『被リンク』の量と質をWEBサイトの人気や信頼度を測る指標としているのDEATH!!」
「『被リンク』の量と質とはどういうことでしょうか?」
「OK METAL!!いい質問だ!!」
「おおっ!!」
「人気のあるページや有益な情報のあるページには、たくさんのリンクが集まる可能性がある。『このページを紹介したい』『このページを見れば詳しく理解できる』などの理由からリンクを貼りたいと思う人がいて、様々なサイトから『被リンク』を得られる様になる。量とはシンプルにその数のことだ。
『被リンク』の質とは、『すでに信頼されているWEBサイトからリンクされる』『同じカテゴリーやテーマのWEBサイトからリンクされる』などロイヤリティーや知名度や信頼度のあるサイトからリンクされることによって、サイトやページの価値を測る指標とされるのだ!」
「人間に例えると『人徳』みたいなものですね!
ようすけべー師匠にもたくさん『被リンク』がついてそうですね!」
「ウィルスみたいじゃねーか!しかもブラックハットのSEOみたいじゃねーか!」
まとめ
「ブログ、ソーシャルブックマークなどのソーシャルメディアの発展により、クチコミの広がりで『被リンク』を増大させることもできるのだ。」
「SEOには楽しい世界が広がっているわけですね!」
「このようにSEO対策の基本的なポイントを説明したわけだが、1つ1つじっくり学んでいこう!」
「あああああ!」
「なななん、何だ??」
「ひひっ!ひらめきました!次回報告します!本日はようすけべー師匠有難うございました。」
「STAY METAL!!!」