重複コンテンツとはほぼ同一のページが複数存在することです。
サイト内での重複コンテンツでペナルティを受けることはない
Let's put this to bed once and for all, folks: There's no such thing as a "duplicate content penalty."(1)
(翻訳)
この話はきっぱりと終わりにしましょう。重複コンテンツのペナルティなど存在しません。
重複コンテンツは「ペナルティ」になる
(中略)
複数の URL からアクセスできるコンテンツがあっても問題はなく、気にする必要はありません。非効率ですが、手動による対策が必要になることはありません。(2)
両方ともグーグルの文章ですが、重複はペナルティにならないと言っています。
重複コンテンツが問題になるケース
他サイトと重複している
著作権でアウトなのでSEO以前の問題です。他サイトの情報を用いる際は出典元を明記して正しく引用してください。
スパムポリシー違反になった
重複コンテンツそのものは問題ありませんが、低品質や大量生産という条件が付けばスパム扱いになる可能性があります。(3)
サーチコンソールの正規化URLが意図しないページになっている

URL検査で確認できる情報ですが、この正規URLが意図しないページになっている場合は修正が必要です。
この画像の場合は「検査対象のURL」なので問題ありません。(そのページ自身が正規URLとなっている)
正規URLはcanonicalで指定できます。
<link rel="canonical" href="https://example.com/">
参考:https://whitebear-seo.co.jp/about-canonical/
工数の無駄になる
テーマや想定読者がまったく同じ記事を作っても意味がありませんので工数の無駄です。費用の無駄を抑えるためにも作成したKWをスプシで管理しておくと良いです。
重複の確認方法
サーチコンソールにアクセスしてサイドバーの「インデックス作成」 → 「ページ」で確認できます。以下の表示が出ていたら重複しています。
- 重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません
- 重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました
下の文章はグーグルがcanonicalの指定URLと異なるURLを正規URLとした場合に表示されます。
対処方法はcanonicalの指定、コンテンツの修正です。canonicalを正しく設定しているのに別ページが正規URLに選択された場合は別ページが正規URLとして相応しいと判断されているためコンテンツを変える必要があります。
脚注