- 闇金の月払いはお得ではない
- 一見して便利なサービスでも相手は闇金業者ということを忘れない
- 金利50%は当たり前!あっという間に雪だるま式に借金が増えてしまう
- 闇金を利用しなくてもお金の問題は解決可能
「闇金業者を調べていたら、月払い(分割払い)可能な業者を見かけました。これって安全でしょうか?」
このような疑問をお持ちの方は要注意です。
利用者にとっては親切なサービスにみえる「月払い可能な闇金業者」ですが、実際はさまざまなリスクや危険性が潜んでいます。
そこで今回は、月払いが可能な闇金の危険性と金利の仕組みについて解説し、お金が必要な場合の対処法をご紹介します。
「闇金の月払い」について、一緒に確認しましょう!
月払い可能な闇金は安全?
お金がどうしても必要で闇金を探していたら「月払い可能」な闇金業者を見かけました。
闇金業者は利用者の返済逃れを防止するために、7日や14日を目安に「一括返済」を求めることが一般的ですからね。
それで、ホームページも綺麗だし、なんだか安全そうなんで借りようかと思っていて… 問題ないですよね?
なるほど。まず、結論からお伝えすると闇金の月払いの利用は辞めたほうが良いでしょう。
月払いが可能とはいえ、相手は闇金です。闇金の運営元は犯罪組織ですから、接触は控えましょう。
え!でも僕が見た業者のサイトには「取立てなし」「ゆっくり返済OK」「クリーンな貸金業者」と記載されてますよ?
最近は、そのようなクリーンなイメージのヤミ金業者が増えています。 別名「ソフト闇金」ともいいます。
ソフト闇金?確かサイトにもそう書かれていました!
「月払い可能」な闇金は、利用者からすると親切なサービスに思えてしまいます。
しかし、一度借りてしまうと犯罪組織と接点を持つことになりますから利用は控えたほうが賢明です。
- 月払い可能でも相手は闇金業者!利用は控えましょう
- クリーンなイメージのホームページや宣伝文句に騙されない
月払い可能な闇金の金利はお得?
なるほど。ヤミ金の危険性は理解できました
ただし、月払いのヤミ金に需要があるということは、金利が得だったりするんじゃないですか?
実は、月払い可能な闇金は、「金利」でも損をすることが多いんです!実際に存在するA社の月払いプランを例に説明しましょう。
【ヤミ金A社の場合】
ヤミ金A社は30日周期の返済プランを用意しており、金利は50%です。 さらに手数料という名目で、3000円を利用者から徴収しています。
この業者から1万円を借りると、手数料を引いた7000円が振込まれます。そして、30日後に金利50%を上乗せした1万5000円を返済することになります。
実際に手にした金額の倍以上の金額を返済することになるため、多くの利用者は借金が膨らんでいきます。
1ヶ月でそんなに借金が膨らむんですね…借りなくてよかった…
月払い可能な闇金は法的にアウトなだけではなく、金銭面でも損をしてしまいます。利用は控えましょう。
- 月払い可能な闇金は金利でも損をする
- 借金が雪だるま式に膨らんでいく
ヤミ金以外でお金を工面する方法
闇金の月払いのリスクと金利について理解できました。 ヤミ金からお金を借りるのは辞めようと思います…
でも、実際問題お金が必要なんです。
生活費が賄えなくて、家賃も先月から滞納中で… 僕はどうしたら良いのでしょうか?
お金にお困りの方にとって闇金は「最後の手段」と思われがちですが、実はそれ以外の方法で生活を建て直すことが可能です。
例えば、多重債務を理由にヤミ金からお金を借りようとしていたのであれば、「債務整理」を検討すると良いでしょう。
債務整理?どこかで聞いたことがあります。
債務整理とは、個人再生や自己破産といった法的手続きによって借金を整理する方法です。
毎年多くの方が債務整理で生活を建て直しています。
なるほど! でも僕のように「生活費」や「住宅費」など、すぐにでもお金が必要な場合にはどうすれば良いのでしょうか?
そのような場合には「生活保護」や「生活福祉資金貸付制度」といった行政の生活支援を検討してみましょう。
行政の支援制度は思いつきませんでした! でも、手続きが難しそうですね。
弁護士や司法書士などの専門家に手続きの支援を依頼することも可能です。
先ほど説明した債務整理も、専門家に依頼するとスムーズに手続きが行なえますよ。
- 多重債務に陥っている場合は債務整理を検討する
- 生活費や住宅費が必要な場合は行政の支援制度が使える
- 手続きが不安な場合には弁護士や司法書士に依頼するとスムーズ
まとめ
問題は解決できましたか?
はい!月払いの闇金は利用せず、債務整理や行政支援などの方法で生活を建て直したいと思います。
今回はありがとうございました!
月払いの闇金は、利用者からすればとても便利に思えてしまいます。
しかしこの記事で解説したように、利用はおすすめできません。 最悪の場合、犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうためです。
お金に困った場合には「債務整理」や「行政支援制度」の利用を検討してみましょう。