闇金被害者の質問【Q＆A】

闇金は本当にあります。一般金融から借入れができない人をターゲットに違法な手口・法外な金利で貸し付けをおこない、悪質な取立てによって被害を受けている人は跡を絶ちません。また、最近では個人間融資や後払い現金化を隠れみのにして闇金業者は違法融資を行っています。金融庁はご覧のようにホームページ上で一般市民に闇金業者・違法金融業者への警戒を呼びかけています。年利が20%を超える貸し付けをおこなう業者は闇金ですので決して借りてはいけません。
【参考】：違法な金融業者にご注意！｜金融庁

まず、お金を支払う必要はありません。闇金は「不法原因給付」という法律に違反した貸付けをおこなっている違法業者です。借りたお金は融資には該当しませんので、「返済」というかたちでお金を返す必要はないのです。

取立てや嫌がらせの電話には出る必要はありません。早朝・夜間のしつこい電話は「取立て規制法違反」という法律違反です。できるだけ早く専門家に相談して早めに取立てを止めることをお勧めします。

年利が20%を超える融資なら、個人を装う闇金の可能性が高いでしょう。個人間融資にはたくさんの闇金業者が潜んでいるのは有名です。取立ては家族や会社におよぶことも考えられますので、専門家に相談してすぐに解決を図ることをお勧めします。
【参考】：個人間融資とは？借りてはいけない理由と相手が闇金だった場合の対処法

複数の違法金融に手を出してしまったら、いずれ支払いを続けるのは困難になります。そもそもで言うと、支払い続ける必要はありません。このままでは、5件があっという間に10件になります。すべての違法金融との関係を早く断ち切るようにしましょう。

闇金は一度利用した“お客”を逃しません。法外な利息を支払う利用者から長くお金をむしり取るために、このように完済させずに受け取りを拒否するわけです。すぐに取り引きは止めるべきです。
【参考】：闇金が完済させてくれない理由とは？その手口や有効な対処法を解説

闇金は使っている携帯電話を電話会社に使用停止にされることが多いのです。そのため、つねに新しい携帯電話を探しており、このような要求をしてきます。携帯電話を他人に差し出すのは違法ですので決して渡してはいけません。
【参考】：闇金に携帯を買わされそうになったらどうすれば？新規契約や買取りに応じてはいけない理由

闇金が使用している銀行口座は通報により口座凍結されることが多いです。そのため、利用者に対して、新しい口座を作って差し出せと無理な要求をしてきます。自分の銀行口座を他人に使わせるのは違法です。犯罪に加担することになりますので渡してはいけません。
【参考】：闇金に通帳やキャッシュカードを渡すのは犯罪？絶対に渡してはいけない理由とは

裸の画像を送ってしまったら、次は「支払わないと、ネットにばらまくぞ！」とさらに脅されることになります。闇金にとって格好の脅しのネタになるため、決して送ってはいけません。

単なる脅しだけでは済まず、実際に家族に取立てをおこなうことがあります。もしも実際に取立てがあっても、親御さんには無視するように伝えてください。親や家族を巻き込む前に専門家に相談して速やかに闇金問題を解決しましょう。
【参考】：闇金の取り立てが家族（親、兄弟、親戚）に及んだ場合はどうすればいいの？

闇金からの電話が職場に頻繁にかかってくることで、会社にいづらくなる方は少なくありません。それによって退職を余儀なくされるケースもよくあります。弁護士・司法書士に相談して会社への電話を早く止めることが求められます。
【参考】：闇金から職場に電話するぞと言われた！取り立て・嫌がらせの電話が止まないときの対処法

本来、闇金に支払ったお金は返還させることができると法的には認められています。しかし、相手は闇金ですので、交渉だけで返還させるのは簡単ではありません。そのため、訴訟などの法的手続きが必要になることがあります。弁護士・司法書士に相談してみましょう。

違法金融から借りたお金は借金に該当しないため、返さなくてもいいのは事実です。ただし、借り逃げすることを前提にお金を借りる行為は詐欺罪にあたります。また、借り逃げすると闇金は提出させた個人情報をもとに執拗に追いかけてきますので、そのような行為はおすすめできません。
【参考】：闇金の借金は踏み倒しできる？借り逃げするリスクと対処法について解説

アコムは貸金業界を代表する大手消費者金融です。貸金業法を守って営業している正規貸金業者ですので闇金ではありません。闇金の中にはアコムに限らず、プロミス、アイフルなど大手消費者金融名を勝手に名乗ったり、似たような業者名を名乗って利用者を安心させて申込みをさせる悪質業者がいますので要注意です。

闇金に借りた訳ではないので電話・メールは無視しましょう。脅しや嫌がらせがあるかもしれませんが、相手にしなければ諦めるケースが多いです。電話がしつこい場合はやむを得ないですが電話番号を変えることをオススメします。また、間違っても職場や銀行口座などの情報は教えないことです。トラブルが大きくなる可能性があります。

弁護士・司法書士は依頼を受けたら、「受任通知」という依頼者の代理人になったことを闇金に伝えます。そして、すぐに取立てをストップします。そして「返済を要求しない」「本人や家族・職場に連絡しない」などの交渉をおこないます。被害のケースに応じた闇金問題の解決をサポートしてくれます。

弁護士・司法書士は、依頼者に連絡をしたら「法的な措置に踏み切る」「警察と連携する」という前提で交渉をします。闇金は検挙・摘発を恐れて、ほとんどのケースで連絡をしてこなくなります。しかし、ごく一部しつこい業者はありますが、少し時間はかかるものの交渉により連絡はストップします。

闇金問題を取り扱う弁護士・司法書士は電話・来所での相談は無料です。まずはご自身の借り入れ状況を電話で説明して闇金への適切な対処法についてアドバイスを受けると良いでしょう。

一般的に着手金は1件あたり50,000円ぐらいが費用相場となっています。これは闇金1件の解決交渉費用です。お金はかかるものの、依頼することにより闇金との関係を断ち切ることができますのでメリットは大きいと言えます。
【参考】：闇金の弁護士費用相場は5万円？着手金の支払い方法・安く依頼するコツについて解説

当サイトで紹介する弁護士・司法書士のほとんどは費用の後払い・分割払い対応可能です。手持ちのお金がなくても安心して依頼することができます。
【参考】：着手金なし・後払いできる闇金に強い弁護士・司法書士

闇金に強い専門家は支払い方法について柔軟な対応をしてくれます。例えば、支払いは「次の給料日から」というように、相談することができます。

闇金に強い弁護士・司法書士は全国対応しています。どこに住んでいても電話やメールで相談・依頼できますので問題ありません。

これらの業者の多くは闇金です。貸金業登録をしていない違法金融ですので、闇金への対処と同じく取立てはストップできます。