【順位回復事例！】サイトリニューアルしたら順位が落ちた！？

お久しぶりです。ホワイトベアーの自称係長 田中です。

ここ最近の気温の高さと、息子の自転車練習熱対策に手を焼いています。
今日も朝７時から、自宅周辺を自転車で走り回る息子を、後ろから追いかけ回してました。

さて、早速順位下落のお話ですが…順位が下落する要因はいくつもあり、それを特定するまでには、しばし時間がかかることもあります。
今回はその解決事例を紹介し、皆様のお役に立てればと、事例をお届けしたいと思っています。

今回の事例は、お客様が他の制作会社にリニューアルを依頼し、一部のキーワード順位が落ち、それをリカバーして欲しいとご相談を頂いた案件です。

ホワイトベアーでは、リニューアル後の順位相談だけではなく、サイトリニューアル／リニューアル時のサポートも行っております。

サイトリニューアルでお困りの方はお気軽にご相談下さい！

それでは以下事例をご紹介します。

リニューアルのタイミングで順位下落

サイトのリニューアル直後から、特定のキーワード（商品名×地域名）の順位が下落したというご相談。

当初は、5位前後で安定していたのが、リニューアル後は19位。
リニューアルのタイミングで順位が変動することはありますが、変動幅がかなり大きいため、明らかにおかしいと感じるものです。

順位下落の原因

順位下落の原因は、リニューアル時に、旧URLから新URLへのリダイレクトするはずが、誤ったURLにリダイレクトをしていたためでした。
リニューアル直後にリダイレクトされておらず、旧URLページも削除済で、検索結果から消えてしまったという状況。

正しく設定し直しても順位が戻らない…

リダイレクト設定の誤りに気付き、正しくリダイレクト設定したあとも、順位が戻らない。
しかも、少し順位が下落したというレベルではなく、その後もズルズルと順位が落ちている。

考えられる状況

いくつか考えられますが、以下の二点が今回の問題なのではないかと捉えていました。

・そもそも新URLが認識されていないのではないか？
・旧URLのリダイレクトが検索エンジンに認識されてないのではないか？

試したこと

「認識」に関連する問題であれば「Fetch as Google」の登場です。こいつがいればどうにかなるはず。頼むぜ相棒！

Fetch as Googleの使い方はこちらからご確認下さい。

というわけで、上記二つを解決するために、まずは新URLをFetch as Googleでインデックス送信。
↓
…状況は変わらず。

次に旧URLをFetch as Googleでリダイレクトチェック。
問題なく、301リダイレクトされており、見直すところもなし。
↓
…状況は変わらず。

待っても状況は変わらず！

リニューアル直後から順位変動したあと、元の順位に落ち着くということは今までに経験していたため、Fetch as Googleしつつ、しばらく様子を見ることにしたものの…
「何も動きがない！」というか認識されてるのか不安なくらい動きがない。

状況を整理してみる

ページ自体には、急激に順位下落する理由が見当たらないため、Googleにどのように認識させるかの問題であると仮定。
要するに、関連するページを含めしっかり認識させることで順位が戻るのではないかと。

順位復活に向け、再チャレンジ！

関連するページも含めインデックス再送信してみる

該当ページを再インデックスしても効果ないなら…該当ページにリンクしているページもインデックス送信してみる。
（トップページと上位に位置するページ）

…状況は変わらず。

上位ページのインデックス送信設定を「このURLと直接リンクをクロールする」にして送信してみる。

…き、きた！順位復活！！

ついに復活。インデックス送信した直後に、順位が戻り、以前の順位よりも上に。

その後

順位動向をごらんいただくと分かりますが、また一旦順位が下落しています。
翌日にはすぐに戻り、そこからは今日に至るまで安定して上位表示されています。

まとめ

「順位下落は該当ページだけの問題ではない」ということでした。
順位が下落してから、何度も該当ページを再インデックスしたけど、変わりがない。そんな時は、上位ページからページを辿ってもらい、内部リンクを含め再認識させることが大事という話でした。

皆様のご参考になれば幸いです。

ホワイトベアーでは…

ホワイトベアーでは「順位下落の要因を調べて欲しい！」といったご相談だけでもお受けしております。

ご相談頂けると、私を含め社内の者全員が喜びに震えます！
お気軽にご相談ください！