こんにちは、メディア事業部ウェブディレクターのコネル飯塚です。
第13回となる、この「ヘビーメタルSEO」ですが、前回の「重要なタグ内へキーワードを含める」で、SEOの内部対策として、検索上位表示を狙いたい対策キーワードを、タイトルタグやh1タグのような重要タグ内へ含めることや、h2以降の見出しタグも、関連ワードを重複しないように設定しながら、階層構造を意識してより正確に検索エンジンに伝える必要があることを学びました。
次にSEOの内部対策として、必ずチェックしておきたいポイントがあるようです!
それは「重複コンテンツ」についてです。
今回は「重複コンテンツ」によって起こり得る問題とその重複を避けるための方法についての話になりますが、その前に。。
私は以前までとんでもない勘違いをしていたのです。
ご覧の皆さんは、例えWEB初心者の頃でもこんな致命的な考えはしたことないと思いますが。。。
・・・・・その馬鹿げた勘違いとは、、、
自分で作ったサイト内のコンテンツをコピーして、同じページをたくさん作れば作るほど、ページが多くなるのだから、検索して見に来てくれるユーザーが多くなるのではという考えを持っていました。
もちろん、実行したことはないですが・・・・・
次元が低すぎて意味が分からない方も多いと思われます。。
例えば、自分で作ったまったく同じ動画を何度も何度もアップすればするほど、同じ動画だけどそれのどれかをユーザーが見てくれる「確率」が高まるのでは?といったような勘違いをしていたのです。
まったく同じコンテンツでも、いろんな場所に散りばめておけば、見てもらえる「確率」が単純に上がるのではと考えていたのですが、SEO的にこれは大きな間違いだったようです。
その間違っている理由を含め、「ヘビーメタルSEO」ようすけべー師匠に「重複コンテンツ」についていろいろと教えていただきたいと思います。
重複コンテンツにならないようにチェックする
「ようすけべー師匠!それでは今回もよろしくお願いいたします。」
「SEO内部対策として本日は『重複コンテンツ』について説明していきたいと思う」
「自分で作ったコンテンツなら例え同じ内容だとしても、たくさんページを作っておけば、何かしらで検索に引っかかって、ユーザーに見てもらえる確率は上がるんじゃないでしょうか?」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・(どっちだ。。正解か。。)」
「・・・・・・(絶対ありえない。。次元が低すぎるぞ。。)」
「・・・・・・・・・・・・(まさか!誰も思いつかなかったSEOの革命的アイデアなのか!!)」
「・・・・・・・・・・・・(本日は無視しようか。。いや!ヘビーメタルSEOは誰も無視などしない!誰にでも分かりやすい説明に入ろう。。)」
「・・・・・・・・・・・・(ドキドキッ!!)」
「まず、重複コンテンツとは何なのか、なぜ重複コンテンツは問題になるのか、その場合どのように重複を避けていけば良いのかについて説明していこう!」
重複コンテンツとは
「重複コンテンツとは、同じ内容のページが2つ以上ある状態のことなのDEATH!!」
「そのままですね!簡単です!!!」
「しかし、その簡単なことがなぜ起こってしまうかというと、、、
ファイルをコピーして、同じファイルが2つあり、それをウェブサーバーにアップすると、同じページが2つ出来上がるのは想像しやすいと思う。
しかし、検索エンジンのクローラーはサイトからサイトへ、またサイト内のリンクをたどることによって、URLでページを判断しているため、特にシステムによってページが作られるような動的なサイトでは、URLは違うのに意図せず同じ内容のページが出てきてしまうことがあるのDEATH!!」
「たしかに大規模なショッピングサイトなど、完全な重複ではないですが商品の色やサイズ違いだけで書いている内容はまったく一緒のページをよく見かけます!」
「URLは違うのに、コンテンツが完全に一緒だったり、ほぼ同じだったりするページが重複コンテンツということになるのDEATH!!」
「重複コンテンツだと何か問題があったりするのですか?」
「コンテンツは品質を算出する判断材料となるため、重複コンテンツが多いと、サイト全体、またはページ単体の評価が下がることになるのDEATH!!」
重複コンテンツによる問題とは
「ユーザーが検索した時に、検索結果にまったく同じ内容のページばかり出てきてしまうと、求める情報にたどり着けず、ユーザーの利便性を損ねることになる。
検索エンジンは、キーワードによって検索結果に多様性を持たせることで、ユーザーが求める情報を探しやすくしているのDEATH!!」
「検索結果でいろいろなページを見比べることはあっても、完全に同じコンテンツがたくさん出てきても迷惑なだけですからね!」
「なので、重複コンテンツが検索結果に同時に表示されることはほぼないのDEATH!!」
「それを求めるユーザーはいないでしょうからね。」
「しかしながら、WEB上に重複コンテンツとして同じ内容のページが複数存在する場合は、その中から検索エンジンが優先的に表示させるページを選び、検索結果が同じ内容のページや独自性の薄いコンテンツばかりにならないように調整しているのDEATH!!」
「自分で作ったコンテンツをたくさんコピーしてアップしても、重複コンテンツになり検索結果には出てこないということですね。」
「さらに重複するページが複数のURLで存在するということは、被リンクの評価も分散してしまうということDEATH!!」
「確かに、検索エンジンからではなく、どこかのリンクからたどって別々のURLにアクセスし被リンクがつく可能性もありますからね。」
「本来1つに集まるはずの被リンクが、複数のURLが存在するためにその効果が分散するようなことは避けるべき状況なのDEATH!!」
重複コンテンツはスパムとして、ペナルティを受けるのか?
「重複コンテンツはスパムになるのでしょうか?」
「OK METAL!!いい質問だ!!」
「おおっ!!」
「Googleも説明しているが重複コンテンツというのは確実に存在する。しかし、重複コンテンツがスパムとして扱われることはないのDEATH!!」
「スパムではないのですね!」
「重複コンテンツばかりのサイトだったり、他サイトの完全コピーだったり、ユーザーを騙し悪用している場合などは、スパムになりペナルティを受ける可能性は高いが、重複コンテンツのすべてをスパムだと決めつけることはない。
重複コンテンツは適切にまとめられ、正しく順位をつける必要があるものとして扱われているので、もっともふさわしい1つを選んで、それを検索結果に表示し、それ以外は検索結果に出なくなる、または掲載順位が下がるということDEATH!!」
「スパムではなく適切に処理されるというニュアンスですね!」
「検索エンジンのスパム対策によるものではないが、重複コンテンツや類似したコンテンツが大量に発生する状況はサイトの評価を下げる可能性があるのも事実DEATH!!」
重複コンテンツを避けるための方法
「コンテンツを無断で盗用されたり、コピーされたりなどでなくとも、サイト運営者が意図しない重複コンテンツが存在する場合がある。
データベースと連動してページを生成するようなサイトでは、特にURLの正規化ができていないと重複コンテンツとなりやすいのDEATH!!」
「重複を避けるためにどうして良いのかさっぱりわかりません。」
「他にもwwwの有無、index.htmlの有無、PC用をメインにモバイル用スマホ用が同様のコンテンツとして存在しているなど、重複コンテンツとしてみられている場合は、評価が下がらないように対策をしなければいけない。」
「そんないろいろとやり方があるのですか?」
「重複を避ける方法は下記のようになる!」
- 重複ページを削除する
- URLの削除
- パラメータによるブロック
- robots.txt
- meta robotsタグ(noindex)
- 301リダイレクト
- rel="canonical"
- rel="alternate"
- rel="next"とrel="prev"
「まったく意味がわかりません!!」
「詳しくは『ヘビーメタルSEO』の次回以降で、重複コンテンツの具体例を出し、解決する方法を説明していこう」
まとめ
「最後のまとめとして、重複コンテンツとは、URLが異なるのに、コンテンツが完全に一緒だったり、ほぼ同じだったりするページがWEB上に複数存在することを指し、サイトの評価を下げる可能性がある。
悪意のある重複コンテンツ以外はスパムとして扱われることはないが、もっともふさわしい1つのページ以外は検索結果に出なくなったり、または掲載順位が下がる。
そして、重複コンテンツとして複数のURLが存在するということは、被リンク効果も分散するので避けるべき状況なのDEATH!!」
「意図せず重複コンテンツを生成している可能性もあるので、問題解決に繋がる実践方法を学んで行かないといけませんね。」
「必ずしも大きな問題を引き起こすとは限らないが、サイトの評価を下げる可能性がある以上、余計な不安は知識を広げることで解消していこう\m/」
「本日はようすけべー師匠有難うございました。ではまた次回よろしくお願いいたします。」
「STAY METAL!!!」
合わせてチェックすべきSEO内部対策と外部対策のポイント\m/