こんにちは、メディア事業部ウェブディレクターのコネル飯塚です。
第12回となる、この「ヘビーメタルSEO」ですが、前回の「HTMLの文書構造の基本を守る」で、SEOの内部対策として、論理的な文書構造を意識してHTMLを最適化するために、セマンティックWEBという考え方や構造化データのマークアップについての理解を深めました。
言わばクローラーが理解しやすいソースコードを意識して、コーディングはレイアウトすることにプラスして、個々の情報に意味を持たせる重要性について学びました。
次にSEOの内部対策として、キーワードを含めることがかなり重要なポイントであることは、いくら新入社員の私でも当然知っています。
さすがSEOコンサルティングをメインとしているここホワイトベアー。社内にいると周りから1日に2千回ぐらい「キーワード」という単語が聞こえてきます。(つぶやきや念、ひねり出す時のうなり声なども含む。)
だがしかし、私はこの「キーワード」についてとんでもない致命的な勘違いをしていたのです。
・・・・・その勘違いとは、、、
「キーワード」を含めるということは、ちょっと過激なタイトルを付けたり、PVを稼ぐために過剰な煽り文句を付け足したりすることだと思っていたのです。
例えば、【衝撃画像】【絶対マネ厳禁】【純度100%】など、いろいろな文言があると思いますが、私の場合このようなタイトルが付いていると興味津々の【好奇心100%】で速攻クリックしてしまうのです。
私はまだこのようなタイトルの記事を書いたことはありませんが、ブログなどの場合、より多くの人にクリックしてもらうために、本文の内容とは遠く離れるとしてもフックの効いた「キーワード」をタイトルに含めるパターンの記事をよく見かけます。
それをWeb界隈では「釣った」「釣られた」などと仲むつまじくネット上で、楽しく語り合うみたいですね!
これらはSEOの内部対策としての「キーワード」とは少し違うようです。
だったら、SEOとしての「キーワード」とはいったいなんなのか?さらに私には内部対策として「キーワード」をどこに入れていけば良いのかも分からないので、「ヘビーメタルSEO」ようすけべー師匠にその辺りを含め教えていただきましょう!
重要なタグ内へキーワードを含める
「ようすけべー師匠!それでは今回もよろしくお願いいたします。」
「SEO内部対策として本日は『キーワード』について説明していきたいと思う!」
「どんなキーワードをどこに入れて良いのやらさっぱりです。。」
「検索上位表示を狙いたい対策キーワードを、重要なタグ内へバランスよく含めることが必要になってくる!」
「重要なタグとはいったい??」
「タグとは<タグ名>の記号で囲まれた半角の英数字のことで、HTMLの基本的な構成部分としてタグを使ってWEBページは作られている。
タグには役割や重要度があり、マークアップすることで、見出しや段落などHTML文書の構造を指定したり、画像を表示したり、文字の大きさや色を変えるができる。
そして、検索エンジンは文章構造や重要なポイントを判断し、ランキングとして検索結果に反映させているのDEATH!!」
「キーワードとタグの使い方次第で検索結果が変わってくるわけですね!!」
「SEO上の効果が見込めるタグも含め、1つずつ順番に紹介していこう!」
タイトルタグ<title>~</title>
「まず最も重要と言っても過言ではないのが、titleタグであり、<title>~</title>で囲まれたテキストがページのタイトルになる。
サイト内の各ページごとに必ずページの内容を適切に表現する魅力的なオリジナルのページタイトルをつけよう!その中に上位表示を狙っている対策キーワードが含まれているか、特定のキーワードが過剰に含まれていないかをチェックしよう!」
「対策キーワードとはやはり【衝撃画像】【絶対マネ厳禁】などの煽り文句ではないということですね!このワードで上位表示を狙っているわけではないですもんね。。」
「そして重要な対策キーワードほど、タイトルの前方に配置するようにしよう!検索順位がすぐに大きく変わるものではないが、Googleはタイトルの前方にあるキーワードをより重要視する傾向があるようだ。
さらにタイトルが検索結果に表示された際に、途切れない文字数である30文字前後にすると良い!
省略された部分に重要なキーワードがあったり、タイトルの内容がユーザーに伝わらなかったりすると、クリック率にも大きく影響してしまうのDEATH!!」
「検索エンジンに重要なキーワードを正確に伝え、ユーザーには興味を持ってもらえるタイトルにしなければいけませんね!」
「そうだ!むりやりキーワードを詰め込んで、不自然なタイトルにならないようしよう!
そして、上位表示を狙う対策ページとその他のページでタイトルが重複したり、競合しないようサイトテーマの範囲でバランスを考えなければいけないのDEATH!!」
メタディスクリプション<meta name="description" content="ページの紹介文">
「Googleはmeta descriptionを検索順位を向上させるための要因としては見ていないが、検索結果画面にWEBページの概要(サマリー)として表示されるため、ユーザーの見かた次第でクリック率に大きく影響するのDEATH!!」
「確かに検索結果を上からざっと目で見て、タイトルだけで判断できない場合は、概要も軽く見ているかもしれませんね!」
「そうだ!各ページごとディスクリプションはページの内容を適切に表現する魅力的なオリジナルのテキストにしよう!こちらもその中に上位表示を狙っている対策キーワードが含まれているか、特定のキーワードが過剰に含まれていないかをチェックしよう!」
「やはり対策キーワードを含むことが大切ですね!」
「そして、ディスクリプションが検索結果に表示された際に、途切れない文字数である120文字前後になるようにしよう!」
メタキーワード<meta name="keywords" content="ページのキーワード">
「Googleはmeta keywordsを検索順位を向上させるための要因としていないと明言しているが、Google以外の検索エンジンでは、不適切な設定をしている場合、マイナス要因として見られる可能性があるので確認が必要な部分なのDEATH!!」
「"keywords"としてがっつり設定させるのにキーワードとして検索順位に関係ないなんて。。。」
「優先度は高くないが、各ページごとメタキーワードはページを適切に表現するキーワードを設定しよう!こちらもその中に上位表示を狙っている対策キーワードが含まれているか、特定のキーワードが過剰に含まれていないかをチェックしよう!」
「まあ、Google次第なので、その優先度がいつ変わるかわかりませんからね!対策キーワードを入れておくにこしたことはないですね!!」
「キーワードは3~5個を目安として、詰め込み過ぎるとスパムになってしまう可能性があるので注意しよう!」
h1タグ(大見出し)<h1>~</h1>
「hタグはページ内の見出し部分について記述するHTMLのタグで、見出しの大きさの順にh1~h6まで設定することができる。
<h1>~</h1>で囲まれているテキストはもっとも高いレベルの「大見出し」であり、タイトルタグと並び、SEO的に重要なのDEATH!!」
「hタグにはレベルの高さがあるのか、、、、ッ!!」
「HTMLの構造は、head要素とbody要素に分かれているが、ユーザーが普段目にするのはブラウザに表示されるbody部分であり、その中で見出しレベルを考えてみよう!
すべて使う必要はないが、h1~h6を使い分けることが重要となってくる。ちなみにtitleタグはhead部分にある。
検索エンジンがサイト内の各ページを体系的に理解できるように設定しよう!」
「hタグは、はじまりから順番に6個まで使えるわけではなかったのですね!」
「サイト内の各ページごとに、h1は大見出しとしてページ内容の要点をとらえ、出来る限り短く簡潔なオリジナルのテキストにしよう!その中に上位表示を狙っている対策キーワードが含まれているか、特定のキーワードが過剰に含まれていないかをチェックしよう!」
「こちらも対策キーワードを含むことが大切ですね!」
h2タグ(中見出し)<h2>~</h2>
「h2タグは、先ほどのh1タグの次に高いレベルの「中見出し」であり、狙っている対策キーワードを含めるのも良いが、キーワードそのものではなく関連ワードを重複しないように設定することで、検索エンジンに階層構造をより正確に伝えることができるのDEATH!!」
「ユーザーにとってもページの構成が理解しやすいですからね!」
「h2は中見出しとしてh2タグが設定されるコンテンツ部分の要点をとらえ、出来る限り短く簡潔なテキストにしよう!その中に、関連ワードも含まれているか、特定のキーワードが過剰に含まれていないかをチェックしよう!」
「関連ある自然なページ構成が大切ですね!」
「そして、h2以降の見出しも階層構造を意識して、不規則な順番で使わないように注意しよう!」
画像のalt属性<img alt="代替テキスト">
「画像を埋め込むためのimg要素で用いられるalt属性は、画像が表示できない場合に代わりに表示させる文字列を入れておくことができる。
alt属性で定義した文字列のことを『代替テキスト』などと呼ぶが、その画像の内容を適切に伝えるテキスト情報を記載するようにしよう!」
「検索エンジンは、その画像が何の画像なのかを正確に判断することができないとされていますからね。」
「WEBデザインには欠かせないimg要素だが、テキスト情報を入れられるからと言って関係のないキーワードを過剰に入れるのはスパム行為になる。
直接的なSEO効果はないが、検索エンジンがユーザーと同じレベルで画像を判断することができないからこそ、代替テキストで適切に伝えることがSEOとしての手助けになり、ユーザビリティの観点からも必要な設定と言えるのDEATH!!」
「意味が通じるようにalt属性に代替テキストを設定しなければいけませんね!」
「画像にリンクを設定している場合は、alt属性のテキストがアンカーテキストの役割を果たすため、特に注意が必要なのDEATH!!」
まとめ
「最後のまとめとして、検索上位表示を狙いたい対策キーワードを、タイトルタグやh1タグのような重要タグ内へ含めることや、見出しタグは規則正しく使用して、関連ワードを重複しないように設定しながら、階層構造を意識してページ内容をより正確に検索エンジンに伝えるようにしてくれ\m/」
「興味を持ってクリックしてもらえるよう、魅力的なタイトルを作ることも大切ですが、対策キーワードを必ず含めるようにしていきます!
過激な言葉や過剰な煽り文句がキーワードではないことがわかりました!
今までとんでもない勘違いをしていましたが、ヘビーメタルSEOをご覧の皆さんは私のような間違いは【絶対マネ厳禁】ですよ!」
「オマエは【純度100%】の糞ディレクターだが、勘違いは誰にでもあることなのDEATH!!次回も引き続きSEOの内部対策について学んでいこう!」
「本日はようすけべー師匠有難うございました。ではまた次回よろしくお願いいたします。」
「STAY METAL!!!」
合わせてチェックすべきSEO内部対策と外部対策のポイント\m/