ECサイトを運営していてそこそこいい感じの売上があるんだけど、どうにもAmazonや楽天に勝てなくてね…と悩みすぎて最近食事も喉を通らない、そんなことってありますよね。
そんな悩みをお持ちの方にぜひオススメしたいのが「Google認定ショップ制度」です。
この制度に合格すれば、サイトの売上増加や、Amazonでの委託販売よりも売上があがる可能性は十分にあります。
そんな素敵な制度、Google認定ショップについて詳しく書いていきますのでぜひ参考にしてみてください!
Google認定ショップとはなんぞや
Google認定ショップはその名のごとく、Googleが認定するECショップのことです。
Googleがこのお店(サイト)は優良なサイトだな、と判断したサイトのみがGoogle認定ショップになれます。
認定されると、サイトのすみっこに
こんな表示が現れます。
Google認定ショップになるメリット
商品購入検討者に、Googleがオススメしているという安心感を持ってもらえる。
Amazonや楽天がものすごく売上が大きいのって、商品点数や配送サービスのメリットもそうですが、安心感というのもかなり大きな要素ですよね。
個人経営のお店だと、クレジットカード情報の取り扱いは大丈夫かなとか、商品ちゃんと送られてくるかな…というような心配もでてきてしまいます。
Googleが認定しているショップです!という表記があれば、そんな心配をされることがありません。
※ITリテラシーがあまりない顧客層、つまりGoogleを知らない層には効果がありません。
販売者評価表示オプションで人気店であることを示せる
GoogleショッピングやAdWordsの広告に、販売者評価が表示されるようになるので、ほかの広告よりも目立つことができます。
SEOでも有利かと言えば…
このGoogle認定ショップであることが、検索順位のアルゴリズムに組み込まれているかはわかりません。
ですがユーザー目線で考えた場合、「安心感のあるECサイト」と、「ちょっと怪しげなECサイト」の2つがあった場合、前者を選ぶ人が大半ですよね。
Googleは基本的に、ユーザーが求めているものを上位に表示させようとします。
ということは、検索順位も「安心感のあるECサイト」が上にくるのが自然です。
つまり同じ商品を扱ったサイト(サイト構成もほぼ同じ)が2つあった場合、信頼感のあるサイト(Googleに認定されているサイト)のほうが、上位に来る可能性はかなり高いということですね。
Google認定ショップになるための評価基準
Google認定ショップになるための審査は無料ですることができます。
ただし最低条件が決められていますので、まずはそれを満たしているか確認してみましょう。
取引件数…90日周期で600件以上あること。(毎月の平均が200件以上)
発送日遵守…予定発送日を全発送品のうち90%が守れてるかどうか。
販売者評価…販売者評価で星が4以上かどうか。(販売者評価についてはこちらをご覧ください。)
問題発生率…補償対象となる注文が300件につき1件以下であること。
問題解決の平均日数…問題の報告から解決までが平均4日を超えないこと。
年間返金額…返金が1年間で50万円を超えないこと。
掲載制限のある商品…武器および兵器、タバコ、一部のヘルスケア、医薬品やサプリメント、ヌード写真集やギャンブルなどを扱っていないこと。(詳しくはこちら)
ちなみに日本で兵器を売るのは犯罪になりますのでやめましょう。
もっと詳しく知りたい方はガイドラインを読んでみてください。
この条件がクリアできていれば、Google認定ショップの審査を受けることができます。
バッチリ大丈夫!という方はこちらのGoogle認定ショッププログラムに参加してみてください。
審査は一般的に30日~90日かかるようです。
売上が大きいサイトだとサンプル数も早く集まるからその分審査も早く終わりそうですね。
Google認定ショップが適応されない商品とは
Google認定ショップはどの商品もOKなわけではありません。
例えば、ペットショップや不動産、違法な商品を扱うお店などはGoogle認定ショップになることができないようです。
Google認定ショップの参考例
Google認定ショップも少しづつ増えてきています。
とはいうもののまだまだ知らないECサイト経営者も多いはず。
いまがチャンスかもしれませんよ!
認定ショップ一例