- 探偵による浮気調査で証拠が取れない原因
- 証拠が取れなかった場合のデメリット
- 証拠が取れなかった場合の対処法
- 失敗しない探偵選びのポイント
「探偵に浮気調査を依頼したのに、証拠が取れなかった」
「証拠が取れなかった場合、どのように対処すればいいの?」
このようなお悩みはありませんか?
実際に、探偵に浮気調査を依頼しても、必ずしも決定的な証拠が取れるとは限りません。証拠が取れなかった場合、慰謝料請求や離婚裁判で不利になる可能性もあるため、とても不安になってしまいますよね。
この記事では、探偵による浮気調査で証拠が取れない原因や、証拠が取れなかった場合のデメリット、対処法などを詳しく解説します。
また、失敗しない探偵選びのポイントや、よくある質問にも回答しているので、ぜひ最後までご覧ください。
探偵による浮気調査で証拠が取れない原因
探偵に浮気調査を依頼しても、必ずしも浮気の証拠が取れるとは限りません。
証拠が取れない原因は、以下の4つが考えられます。
- 調査依頼者からの情報不足
- 調査対象者の警戒心
- 調査期間の短さ
- 探偵の技術・経験不足
調査依頼者からの情報不足
浮気調査で証拠が取れない原因の一つは、調査依頼者からの情報不足です。
情報が不足していると調査が的外れになったり、効率が悪くなったりする恐れがあります。そのため、浮気相手の特定に必要な情報や、パートナーの行動パターンなどを詳しく伝えることが重要です。
調査対象者の警戒心
浮気調査で証拠が取れない原因の一つに、調査対象者の警戒心の高さがあります。警戒心が強い人は周囲の状況に敏感で、尾行されていることに気づきやすいのです。
警戒心が強い人は、以下のような行動をとります。
- 外出時に何度も立ち止まって振り返る
- 停車している車を凝視する
- 車で移動するようになる
では、なぜ調査対象者の警戒心が高まるのでしょうか。主な理由は次の3つです。
- 浮気に対する罪悪感:パートナーを裏切っているという罪悪感から、必死に浮気を隠そうする。特に、パートナーとの関係を続けたい場合、浮気がバレることを恐れ、より慎重になる。
- パートナーに浮気を疑われている:日頃からスマホや持ち物をチェックされたり、行動を詮索されたりすることで、警戒するようになる。
- 過去に浮気調査をされた経験がある:一度調査されたことで、常に監視されている可能性を意識するようになる。
また、女性は男性よりも警戒心が強い傾向にあります。女性は人の顔を覚えるのが得意で、尾行されていることに気づきやすいのです。
さらに既婚女性の場合、浮気がバレるリスクが高いため、より一層慎重になります。
調査期間の短さ
浮気調査の期間が短いことも、証拠が取れない原因の一つです。
限られた時間内で証拠を掴むのは容易ではありません。浮気のタイミングを見計らって決定的な証拠を掴むためには、ある程度の調査期間が必要です。
探偵の技術・経験不足
探偵の技術力や経験不足も、浮気調査の失敗につながります。
探偵業は許可制ではなく、必要な資格や免許もないため、届出を出せば素人でも探偵になれます。そのため、尾行のノウハウがなく対象者を見失ったり、調査がバレるケースがあるのです。
また撮影技術や機材が不十分だと、肝心の証拠がボケていたり、撮れていなかったりすることもあります。
証拠が取れなかった場合のデメリット
探偵による浮気調査で証拠が取れなかった場合、以下のようなデメリットが生じます。
- 慰謝料請求が困難になる
- 離婚裁判で不利になる可能性
慰謝料請求が困難になる
浮気の証拠が取れなかった場合、慰謝料請求が困難になるというデメリットがあります。
慰謝料請求には、浮気の事実を証明する必要があるのです。決定的な証拠がないと、裁判所に浮気を認めてもらえない可能性が高くなります。
その結果、慰謝料を請求しても、十分な金額を得られないケースが多いのです。
離婚裁判で不利になる可能性
浮気の証拠が取れないと、離婚裁判で不利になる可能性もあります。
裁判所は、浮気の事実を重要な判断材料の一つとしています。浮気の証拠がないと、離婚が認められにくくなったり、財産分与や養育費の決定に影響したりするのです。
特に、浮気を理由に離婚を請求する場合、証拠の有無が大きな意味を持ちます。離婚裁判で不利にならないためにも、確実な証拠収集が求められます。
証拠が取れなかった場合の対処法
探偵による浮気調査で証拠が取れなかった場合でも諦めるのではなく、状況に応じて以下のような方法を検討しましょう。
- 別の探偵に依頼する
- 弁護士に相談して法的アドバイスをもらう
- 自分で証拠集めをする
それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を見つけましょう。
別の探偵に依頼する
証拠が取れなかった場合、まず検討すべきなのが別の探偵への再調査依頼です。
調査に失敗した探偵に再び依頼するのはおすすめできません。能力不足や悪質な業者の場合、再び失敗する可能性が高く、お金の無駄になります。
再調査を依頼する際は、口コミ・評判が良く、実績がある探偵を選ぶことが大切です。
完全成功報酬型の探偵に依頼するのもおすすめです。しかし調査依頼できるケースが限定されることや、成功の定義が曖昧で、成功していなくても諸経費などを請求する悪質業者の存在に注意しましょう。
弁護士に相談して法的アドバイスをもらう
探偵に依頼して証拠を集めるだけでなく、状況に応じて弁護士に相談することも選択肢の一つです。
法律の専門家である弁護士なら、証拠がなくても有利な解決に導ける可能性があります。弁護士に相談し状況を整理してもらうことで、問題解決への第一歩となるでしょう。
不倫相手への慰謝料請求や離婚交渉など、さまざまな局面で力になってくれます。
証拠を突き付けてパートナーに不倫をやめさせたい場合は探偵に、不倫相手に慰謝料を払わせたい場合や離婚を考えている場合は弁護士に相談するのがおすすめです。
自分で証拠集めをする
探偵による調査結果に納得がいかず、自分で調査を進める場合もあるでしょう。
ただし、調査方法に注意しなければ、違法となってしまうリスクがあります。浮気調査の大義名分があっても、違法行為となれば問題はあなたにあります。法律を守った上で調査を進めることが重要です。
GPSやボイスレコーダーを使う
自分で証拠集めをする際は、GPSやボイスレコーダーを活用するのも有効です。
特にGPSは、車体の下に強力マグネットで簡単に設置できます。ボイスレコーダーを使う場合は、小型で設置しやすい・マイクの性能が良く自動録音機能がついているタイプがおすすめです。
SNSやメールの監視
不倫相手とのやり取りは、主にスマホのアプリやパソコンで行われます。そのため、LINEやメールのやり取り、ホテルの予約確認メールなどがあれば、不倫の証拠になり得るのです。
XやInstagram、FacebookなどのSNSなども要チェックです。
カードの利用履歴をチェック
クレジットカードの利用履歴も、不倫の証拠になる場合があります。
ホテルやレストラン、デートスポットの入場料などの利用履歴があれば、浮気を裏付ける材料になるでしょう。
交通機関を利用している場合は、交通ICカードの利用履歴も確認してみましょう。
失敗しない探偵選びのポイント
浮気調査で証拠が取れない原因の一つに、探偵選びの失敗があります。信頼できる探偵事務所を選ぶことは、調査の成功に大きく影響するのです。
失敗しない探偵選びのポイントは以下の通りです。
- 探偵事務所の実績や評判・口コミをチェックする
- 調査方法や報告内容が明確かどうかを確認する
- 料金体系と返金保証の有無を確認する
納得のいく調査結果を得るためにも、これらの点をチェックして自分に合った事務所を見つけましょう。
探偵事務所の実績や評判・口コミをチェックする
探偵選びで重要なのは、実績や評判・口コミをチェックすることです。
営業年数が長い事務所は、豊富な経験と確かな調査力を備えていると考えられます。最低でも1年以上営業している事務所を選ぶのがおすすめです。
また、全国各地の探偵業者とのつながりがある事務所なら、幅広い情報収集が可能でしょう。
インターネット上の口コミや評判も参考になります。ただし、悪質な事務所が自作自演の口コミを掲載していることもあるので、複数のサイトをチェックして総合的に判断することが大切です。
調査方法や報告内容が明確かどうかを確認する
調査方法や報告内容が明確かどうかも、探偵選びの重要なポイントです。
優良な探偵事務所であれば、調査に入る前に依頼者の状況や悩みを十分に聞き取り、具体的な調査プランを提示してくれます。
調査中の連絡体制や報告方法についても確認しておきましょう。逐一状況を報告してくれる事務所なら、臨機応変な対応が可能です。
また浮気調査の場合、調査報告書は離婚裁判や慰謝料請求の重要な証拠となります。報告書の受け取り時期や方法、内容の質についても見積もり時に確認しておくことが大切です。
料金体系と返金保証の有無を確認する
料金体系と返金保証の有無も見落とせないポイントです。
料金は依頼内容により変動しますが、全国展開の大手探偵事務所なら、料金プランが分かりやすく提示されているケースが多いでしょう。
また、万が一証拠が取れなかった場合の返金保証があるかどうかも確認しておきましょう。調査が失敗に終わったときのリスクを軽減できます。
ただし、返金保証を謳う悪質な業者には注意が必要です。料金体系や返金条件をよく吟味し、優良な事務所を選ぶことが大切です。
証拠が取れなかった場合のよくある質問
ここでは、証拠が取れなかった場合のよくある質問に回答していきます。
- 探偵の失敗で証拠が取れなかった場合、返金される?
- 探偵に再依頼する際の注意点は?
- 浮気の証拠にはどんなものがある?
探偵の失敗で証拠が取れなかった場合、返金される?
探偵による失敗で証拠が取れなかった場合の返金対応については、探偵事務所の方針によって異なり、以下の3パターンがあります。
- 返金なし
- 調査済みの料金が発生し、残額は返金
- 全額返金
探偵側のミスによる失敗であれば、調査済み分の料金を支払い残額を返金するか、全額返金となるケースが多いでしょう。しかし探偵という特殊なサービスの性質上、返金されないこともあるので注意が必要です。
探偵に再依頼する際の注意点は?
探偵に再依頼をする際の注意点は以下の通りです。
- 同じ探偵に再依頼するのは避ける
- 口コミ・評判が良く、実績のある探偵事務所を選ぶ
- 完全成功報酬型の探偵に依頼する
まず、調査に失敗した探偵に再び依頼するのは避けましょう。能力不足や悪質な業者であれば、再び失敗する可能性が高く、無駄な出費になりかねません。
再依頼の際は、証拠の定義や料金体系を事前にしっかり確認し、納得のいく契約を結ぶことが重要です。
浮気の証拠にはどんなものがある?
浮気の証拠には、さまざまな種類があります。
- SNSやメールでのやり取り
- カードの利用履歴
- 携帯電話の通話履歴
- カーナビの検索履歴
- GPSやボイスレコーダーのデータ
- 第三者の証言
特に、浮気の瞬間を捉えた写真や映像などは、証拠能力が高いといえるでしょう。探偵が証拠能力の高い証拠を集められるかどうかは、探偵の手腕次第です。
高い調査力や質の良い機材、臨機応変な対応力、撮影技術、証拠の判断力などが求められます。
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調査実績 | 10万件~ | 3.2万件~ | 5万件~ |
ローン | ○ | ○ | ○ |
クレジットカード | JCB, visa, Master, AMEX | JCB, visa, Master | JCB, visa, Master, AMEX |
相談方法 | 出張、オンライン可 | 出張、オンライン可 | 出張相談可 |
事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 | 事務所詳細 |
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営業中 | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! | 【営業中】電話相談できます! |
まとめ
探偵による浮気調査で証拠が取れなかった場合でも諦めるのではなく、次にどう行動すべきか、対処法を検討することが重要です。
状況に応じて、別の探偵への再依頼、弁護士への相談、自分での証拠集めなどの選択肢があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を見つけましょう。