債務整理に強いおすすめの弁護士・司法書士11選！

債務整理おすすめ弁護士・司法書士の比較ポイント

• 相談料は無料か
• 費用は適切か
• 債務整理の実績・経験は豊富か
• 全国の利用者が相談できるか
• 不祥事がなく信頼できるか事務所か
• 5ch、Twitter、Googleの口コミは評価が高いか

このような指標をもとに債務整理に強い弁護士・司法書士の比較をおこないランキング化しました。

債務整理に強い弁護士・司法書士事務所を選ぶチェックポイント

初めて債務整理をする際に、一般の人が弁護士・司法書士を選ぶのは簡単なことではありません。どこがいいか見極める場合、以下のポイントを満たしているかチェックすると良いでしょう。

債務整理を依頼する際に事務所を比較すべきポイントをご紹介します。

無料相談ができる

債務整理を無料で相談できるかは重要なポイントです。債務整理をする人はお金に困っているわけですから少しでも安い方が嬉しいものです。

通常、弁護士・司法書士に相談する場合、1時間5,000円～10,000円の法律相談料がかかりますが、債務整理に強い弁護士・司法書士は基本的に相談料を無料にしています。中には借金問題ならば何回相談しても無料という事務所もあります。

「無料相談に対応していない専門家は良くない!」というわけではありませんが、ただでさえ債務を抱えてお金の工面が大変な方にとっては無料で相談ができることは大きなメリットです。

【無料相談のメリット】

• 無料で専門家から解決方法やアドバイスをしてもらえる
• 無料で債務整理費用の見積りを出してもらえる
• 過払い金が発生しているかがわかる
• 解決までの見通しがわかる
• 生活設計の立て直しの助言をもらえる

無料相談が可能な事務所であれば、相談後に依頼するかしないかを決めることができます。まずは電話・メールから問い合わせをするのがはじめの一歩です。

土日・祝日に受付をしている

債務整理をご検討中の方の中には、平日は仕事が忙しく「電話相談する時間がない…」「来所できない…」といった方は多いのではないでしょうか。

しかし、残念ながら多くの弁護士・司法書士事務所は、土日・祝日は休業日にしています。

それが債務整理に注力している弁護士・司法書士ならば土日を営業日にしている事務所は多いです。土日祝日も対応している専門家であれば、わざわざ平日に休みをとって電話相談したり来所する必要はなくなります。

自分のタイムスケジュールに合わせて相談できるので、スムーズに話し合いが進み解決まで時間をかけずに債務整理を行うことが可能になります。

全国対応をしている

債務整理を検討しているけれど、「地元に良い弁護士・司法書士が見つからない…」「近所の事務所には相談しづらい…」といった悩みを持つ方は多いようです。

そんな場合、全国対応の弁護士・司法書士ならば電話・メールで相談を受け付けてくれます。また、最近ではZOOMのようなオンラインでの相談も可能です。

債務整理に強い弁護士・司法書士のほとんどは全国対応ですので、気軽に相談してみたいという方は、これらの事務所への相談をおすすめします。

料金が明瞭かつ適正である

料金体系について明確に示してくれるかどうかも、債務整理の事務所選びにおいては重要なポイントになります。

優良な専門家の場合、相談時に費用について分かりやすく説明してくれます。また、正式に依頼をする前に、かかる費用を見積りにして明確に提示してくれます。

料金について明らかにしない事務所に限って、後から追加で料金を請求するようなケースがあります。そのため、明瞭会計の事務所に依頼しましょう。

【料金について明確な事務所】

• 着手金、報酬、実費などの内訳の説明してくれる
• 見積りを書面にして提出してくれる
• 実費についても丁寧に説明してくれる
• 支払い方法について説明してくれる

また債務整理の場合、「減額報酬」の有無によって費用は大きく変わります。減額報酬とは借金を減額できた際に発生する費用です。これを請求する事務所(約10%程度が多い)としない事務所がありますので、事前に確認が必要です。

費用の分割払い・後払いに対応している

債務整理をしたい人にとってネックとなるのが弁護士・司法書士に支払う着手金・報酬費用です。手持ちにお金がないという理由で債務整理を断念する方も中にはいます。

しかし、分割払い・後払いに対応している弁護士・司法書士ならば依頼しやすいでしょう。

分割払いならば、ご自身が毎月支払える範囲の金額を事務所に設定してもらうことで、まとまったお金を用意できなくても債務整理をすることができます。また、後払いの場合は手持ちのお金がなくても、翌月あるいは翌々月からの支払いが可能です。

貸金業者に毎月高い利息を支払い続けるようならば、債務整理をして弁護士・司法書士の分割払い・後払いを利用するほうが費用面で間違いなく得策と言えるでしょう。

女性が相談しやすい環境を用意している

債務整理の利用者は男性が多いイメージがありますが、女性も少なくありません。派遣・パート先での収入減、離婚・別居にともなう生活費不足など、経済的に不安定になって借金をする女性は増加傾向です。また、浪費を重ねて夫に内緒で借金を増やしてしまったというケースもあります。

そんな債務を抱えた女性の中には、債務整理の相談をするならば女性が対応してくれる弁護士・司法書士事務所がいいという声がよく聞かれます。

そのニーズに対応するため、債務整理に強い弁護士・司法書士の中には、女性専用窓口を用意しています。女性の専門家・パラリーガルが手続きからアフターフォローまでサポートしてくれますので、女性相談者にとっては安心して依頼することができます。

債務整理の実績が豊富

法律問題は弁護士・司法書士であれば、何でも解決してくれると思う方が多いようですが、実はこれら専門家にもそれぞれ得意分野というものがあります。

例えば、企業法務や刑事事件に強い弁護士は債務整理については専門外です。また、相続に注力する司法書士は債務整理についての実務経験は少ないでしょう。

このように債務整理に実績が少ない事務所に依頼をしてしまうと、事務処理の遅れや債権者との交渉に時間がかかったりして、手続きがうまく進まない可能性があります。

その結果、債務整理の手続きが滞ってしまい、依頼者はその間も債権者に利息を支払い続けなくてはならない羽目になります。債務整理は債権者(貸金業者)との交渉が必要になりますので、経験と実績が豊富な事務所を選ぶことが大切です。

迅速な対応ができる

「依頼人の要望に対する対応が迅速かどうか」、これも事務所選びの重要なポイントです。

【債務整理に対応が早い専門家とは】

• 依頼を受けたらすぐに債権者の取立てを止めてくれる(受任通知をおこなう)
• 債権者(貸金業者)との交渉にすぐに入ってくれる
• 過払い金が発生していないかすぐに引き直し計算してくれる
• すぐに個人再生の返済計画を立ててくれる

このような債務整理に慣れている専門家ならば、迅速な対応ができるため、手続き交渉はスムーズに進みますので安心して任せることができるでしょう。

しかし、「債務整理に経験不足の事務所」に依頼してしまうと、業務に不慣れなためか、手続きは遅くなります。前述したように、債務整理の手続きに時間がかかることで、その分だけ債権者に対しての返済額は大きくなります。

また、早く借金を整理して新しい生活に進みたいのに、なかなか問題が解決せずに貴重な時間を無駄にすることになります。

口コミ・評判が高い

弁護士・司法書士選びに口コミを参考にするのも一つの方法です。口コミ掲示板と言えば5ch(旧2ch)をイメージする方もいらっしゃるでしょう。

5chにも債務整理をしたユーザーの口コミは書かれています。しかし、匿名掲示板ですので、弁護士・司法書士についての口コミは玉石混交で信頼に足る情報かどうかは判断が難しいです。一つの参考程度に活用するのが無難です。

また、Googleマップの口コミも最近活用されるケースが増えています。こちらもGoogleアカウントがあれば、誰でも投稿ができます。しかし、実名で投稿している人も多いため、5chに比べると口コミ情報は比較的信用はできます。

ただし、個人の口コミによくありがちな主観による誹謗中傷も少なくないため、この口コミや得点数(0～5)を見て評判を判断するのは難しいところです。

口コミや掲示板を参考にする場合、他人の口コミに惑わされずに、ご自身の判断で見極めることが大切になります。

相談してはいけない弁護士・司法書士事務所

当ランキングで紹介している専門家は実績・経験豊富で安心して任せることができるおすすめの事務所ばかりです。

しかし残念なことに、士業事務所の中には「サービス力が低い」「悪徳弁護士・司法書士」というものも少なからず存在します。

そのような専門家に依頼をすると、必要以上に費用がかかったり、場合によっては債務整理が失敗するケースもあります。以下のような弁護士・司法書士には依頼しないようにしましょう。

過去に日弁連・司法書士会から懲戒処分を受けている

過去に懲戒処分を受けているような専門家には要注意です。弁護士がなんらかの問題を起こした場合、日本弁護士連合会から「懲戒処分」という処分を受けることになります。これは司法書士も同様です。

例えば、債務整理で言うと、過払い金が発生していたのに依頼人に支払わずに着服したり、着手金だけ取って受任した案件をいつまでも処理せずに放置するというケースもあります。

懲戒処分を受けた弁護士・司法書士はインターネットから検索することが可能です。依頼を検討している専門家を、いちど検索してみると良いでしょう。

【参考】 : 弁護士情報・法人情報検索|日本弁護士連合会
【参考】 : 日本書士会連合会|司法書士検索

事務員が債権者との交渉をしている

債権者との交渉や依頼人への対応などの業務を法律事務員(パラリーガル)にすべて任せているような事務所にも注意が必要です。

事務所に電話相談をすると、多くの場合、まずは事務員が応対をしてくれることが一般的です。ここまでは問題ありません。具体的な相談、面談時に弁護士・司法書士が出てこなければ疑ってかかる必要があります。

と言うのも、具体的な債権者との交渉は交渉代理人である弁護士・司法書士が行わなければなりません。弁護士ではなく事務員が交渉をおこなった場合には「非弁行為」という法律違反に抵触します。

中には事務員にほとんどの債務整理業務を任せている事務所もあります。そのような事務所は流れ作業のように案件を処理しますので、場合によっては債権者との交渉に失敗したり、依頼者利益を考えずに債権者と安易に妥協するケースもあります。

面談時に弁護士・司法書士が直接対応しない場合には要注意です。怪しいと思った事務所には債務整理を依頼しない方が賢明です。

費用明細を訪ねても答えてくれない

依頼する費用の明細を尋ねても答えてくれない場合は要注意です。

債務整理の専門家の費用の内訳は、「相談料」「着手金」「報酬」「実費」があります。債務整理に対応する事務所の多くは、相談料と着手金は無料です。報酬は事務所によって料金体系が変わります。

一方で実費は、裁判所に提出する印紙代、書類代、交通費といった最低限必要な費用です。優良な事務所であれば、正式な依頼をする前に、かかる費用の見積もりを出してくれます。

その一方で、悪徳専門家の場合には「費用は解決しないと分からない…」「受任(契約)をしてから詳細は説明する…」など、明確な費用を示さないことがあります。

このような事務所に依頼すると、後から追加費用を請求される可能性がありますから、費用明細をしっかりと提示してくれる専門家に依頼するようにしましょう。

弁護士と司法書士はどちらに依頼すればいいの

弁護士はあらゆる法律業務において代理人として相手と交渉をすることができます。一方、司法書士は元々は不動産・会社登記が主な業務ですが、法改正にともない債務整理業務も取り扱えるようになりました。

大きな違いは司法書士は1件あたりの債務額が140万円以内の案件しか対応できません。しかし、弁護士は金額関係なく交渉・訴訟まで対応できます。そのため、借金額が多い人が司法書士に依頼しても対応できずに弁護士を紹介されるケースがあります。

そのため、債務額や過払い金が140万円を超えるようならば、最初から弁護士に依頼するのが確実です。

ただし、債務整理の費用については全般的に司法書士の方が安い傾向にあります。ご自身の債務状況が把握できていないならば、弁護士と司法書士どちらにも相談してみるのがよいでしょう。

そもそも債務整理とは

多重債務を抱えてしまって、「毎月の返済が苦しい」「返済の目処が立たない」という方は債務整理による解決が不可欠です。ここでは、債務整理の手続きと方法について簡単におさらいします。

任意整理

債権者と直接将来利息のカットなどの交渉をおこないます。減額した借金を3～5年間で返済します。債権者を選んで交渉できるため、手続きはスピーディー(1～6ヶ月)です。最も多くの人に利用されている債務整理の方法です。
【関連記事】：任意整理とは？

個人再生

裁判所に返済計画(3年～5年)の申立てをおこない、それが認められれば借金減額が可能になります。大幅に債務を圧縮できるのが特徴で、最大1/10まで減額できるケースもあります。また、住宅ローンは債務整理から除外できるため、マイホームを残せるというメリットがあります。
【関連記事】：個人再生とは？

自己破産

裁判所に破産申立てをおこない、それが認められれば債務返済が免責になる手続きです。手持ちの財産で可能な範囲で返済をおこないますが、裁判所が認めた生活費や必要なモノは整理せずに残すことができます。
【関連記事】：自己破産とは？

過払い金返還請求

過払い金とは、かつて貸金業者が利息制限法を超えたグレーゾーン金利で設定した利息のことです。貸金業法が改正される2010年6月17日まで、多くの貸金業者がグレーゾーン金利で貸付けをおこなっていました。過去にこの金利でお金を借りた場合、利息を払い過ぎているケースがあり、貸金業者に請求すればそのお金は返還されます。

債務整理の弁護士・司法書士についての口コミ・評判

5ちゃんねる（5ch）の投稿内容

5ちゃんねる（5ch）は言わずとしれた国内最大の掲示版サイトです。5chには借金関連のスレッドもたくさん立っており、債務整理や弁護士・司法書士に依頼したときのリアルな口コミが投稿されています。

普段5chを見たり、書き込んだりしない方は多いと思いますが、役立つ情報も書き込まれていますので、借金解決のためにチェックされることをおすすめします。弁護士・司法書士についての投稿内容を一部ご紹介します。

964名無しさん＠お腹いっぱい。2021/09/29(水) 15:22:45.06ID:EqxFnWsl0NIKU
まぁでも緊張するよね 弁護士 司法とかなかなか関わらんし 終わってみればおまとめローン組む前に整理すれば良かったわ ２倍になったわ
【引用】：5ch

691名無しさん＠お腹いっぱい。2022/06/21(火) 08:39:28.99ID:Ocz11fIm0
>>687
ちょっとどころじゃ無いなぁ高杉くん
自分は個人弁護士事務所に依頼して1件2万で5件すんなり和解したよ
【引用】：5ch

7名無しさん＠お腹いっぱい。2021/02/17(水) 18:58:00.26ID:s7m4A/+90>>10
再和解経験された方いますか？アディーレで任意整理お願いしましたけど月々の支払いが高すぎて結局2ヶ月払えず辞任になりました、情けない話ですが次は司法書士でお願いしようと思いますが、再和解ってなかなか難しいものなのでしょうか？
【引用】：5ch

149名無しさん＠お腹いっぱい。2022/02/08(火) 12:29:57.55ID:lmMZC/w1d
>>147
誰かも書いてるけどちゃんと定職に就いてからだよ
無収入じゃそもそも弁護士が受けないと思う
こと細かく月の収支出してそれを元に月々いくらくらい払えそうとか決めるからね
【引用】：5ch

Q&Aサイトの投稿内容

Q&Aサイトは悩みや疑問を持つユーザーの質問に対して、そのテーマに詳しいユーザーが回答するサイトです。債務整理についてもリアルな質問と経験者の情報が投稿されていますので、役に立つQ&Aはたくさんあります。

ここでは、債務整理を弁護士・司法書士に相談した投稿をご紹介します。

質問
弁護士を通じて債務整理を行う際のメリット、デメリットをお教え下さい。
また、オススメの事務所などございましたら教えてくれるとありがたいです。

回答
任意整理することでのデメリットはありません。よくローンが組めなくなるなどと言われますが、もはやローンなど組んでは払えない人がするのが債務整理(破産や任意整理等)ですからデメリットではありません

オススメと言われても、任意整理自体は東京三会基準(検索)を目安にしているならどこも変わりません。風邪で良い医者を探すようなもの

【引用】：YAHOO!知恵袋

質問
任意整理は自分でできると聞きました。お金もないので自分で挑戦してみようかと思いますが、なにか注意点があればおしえてください。

回答
自分でやるのはやめた方が良いですよ。
債権回収の担当者に丸め込まれて泣きを見るのが落ち。
私の場合は結局途中から弁護士さんに相談しました。
http://saimuzero.jp/10_1.html

【引用】：YAHOO!知恵袋

まとめ | 弁護士・司法書士ランキングを活用して債務整理を成功させましょう

この記事では債務整理を安心して任せることができるおすすめの弁護士と司法書士を紹介しました。また、債務整理をする際の事務所の選び方や注意点についてご紹介しました。

債務整理は専門家と称する事務所は全国に数え切れないほどありますが、その経験や実力は事務所によって大きく違います。債務整理は一度の人生に何回もおこなうものではありませんので、失敗しないために慎重に比較して事務所を選ぶ必要があります。

ここで紹介するランキング、おすすめの事務所を参考に自分にマッチした専門家を選んで債務整理を成功させましょう。

債務整理の質問と回答

1. 債務整理のメリット・デメリットは何でしょうか?

債務整理の最大のメリットは借金を減らせる・免責できることです。増え続けた借金を減額・帳消しにすることで生活を立て直すことができます。

一方で大きなデメリットは金融ブラックになることです。債務整理をしたことが信用情報機関に登録されるため、5年～7年間は貸金業者から新規の借り入れはできなくなります。新たなローンは組めず、クレジットカードも作れません。

【関連記事】：債務整理とは？種類別に特徴からメリット・デメリットまで総まとめ

2. ブラックリストはどれぐらいで削除されますか?

事故情報が削除されるのは、任意整理は約5年、個人再生と自己破産は5年～7年です。以下が主要な信用情報機関ですが、登録期間は多少変わります。

• 株式会社日本信用情報機構(JICC) : 任意整理(5年)、個人再生(5年)、自己破産(5年)
• 株式会社シー・アイ・シー(CIC) : 任意整理(5年)、個人再生・自己破産(登録されない)
• 全国銀行個人信用情報センター(KSC) : 任意整理(5年)、個人再生(7年)、自己破産(7年)

上記の信用情報機関に、個人の情報開示請求をすれば、ご自身の現在の登録状況を確認することができます。

【関連記事】：債務整理によるブラックリストとは？

3. 債務整理はどの手続きを選べばよいですか?

貸金業者と交渉をして借金を減額(将来利息をカット)して残りの債務を計画的に返済(約3年)するなら「任意整理」。
破産はしたくないけれど大幅に借金を減らしたい、マイホームは残したいなら「個人再生」。
返済能力がないため、すべての借金を帳消しにしたいなら「自己破産」です。

それぞれ、条件がありますので弁護士・司法書士にアドバイスを受けながら最適な手続き方法を選びましょう。

4. 債務整理が家族や会社にバレることはないですか?

債務整理は自分でもおこなえますが、債権者(貸金業者)や裁判所からの電話連絡や書類が送付されてきますので、それが原因でバレる可能性はあります。弁護士・司法書士を代理人にすれば、手続きはすべて代行してくれるので、バレる可能性は低いでしょう。

なお、債務整理をしても勤務先の会社に連絡が行くということは基本ありませんので、自分が職場で話さない限りバレることはないでしょう。

5. どのようにして債務整理を依頼する事務所を選べば良いでしょうか?

居住地や勤務先のお近くに債務整理に詳しい弁護士・司法書士事務所があれば、相談や面談は受けやすいため、地元の専門家に相談するのが良いでしょう。近くに専門家がいない、連絡は電話やメールだけでやり取りしたいなら、全国対応の債務整理に精通した弁護士・司法書士を選ぶことになります。

いずれにしても、貸金業者への対応は経験が重要ですので、日々借金問題を取り扱っている債務整理に強い事務所への相談をおすすめします。

6. 債務整理の費用は事務所によって違いますか?

弁護士・司法書士の費用は一律料金ではなく事務所によって異なります。そのため、費用で専門家を選ぶならば、比較検討が必用です。

チェックポイントは、「相談は無料か」「着手金はあるか」「債権者1件あたり費用はいくらか」「減額報酬はあるか」です。なお、債務整理の費用は事務所にもよりますが弁護士よりも司法書士が多少安い傾向にあります。

7. 法テラスと弁護士に直接相談はどちらが良いでしょうか?

法テラスは法律トラブルを抱えた人が誰でも相談できる「法律の道案内」となる国が設立した案内所です。

相談するメリットは、無料相談、弁護士・司法書士の紹介、費用立て替え(分割払い)ができることです。
デメリットは、自分で専門家を選ぶことはできないことや、相談から依頼まで時間がかかることがあげられます。

急ぎの場合や自分で専門家を比較して選びたいならば直接弁護士・司法書士に相談するのが良いでしょう。なお、債務整理に強い専門家ならば、相談無料、費用の分割にも対応しています。

8. 街金だけでなく闇金や後払い業者にも借り入れがありますがどうすればいいですか?

多重債務を抱えた人は、街金だけでなく闇金のような違法金融にも手を出すケースが多いです。そのため、借金の専門家は、債務整理とともに闇金や後払い業者との交渉も常に業務として対応しています。

債務整理の手続きと平行して闇金との交渉にも対応できますので、すべての借金問題をワンストップで解決してくれます。