現在公務員という身分で不倫をしているという心当たりのある方、もしくはその配偶者の方にとって、「公務員の不倫がバレるとどうなるのか?」という疑問は、不安や恐怖に近いものだと思います。
公務員というとお堅い職業の筆頭格なので、不倫がバレたら何らかの処分や処罰、懲戒などがあるのでは、と思ってしまうのは当然でしょう。 この記事では公務員の不倫がバレるとどうなるのか?という疑問にお答えするとともに、不倫をした公務員の配偶者はどう行動するべきかという実践的な解説をしたいと思います。
不倫中の公務員の方と、公務員である配偶者が不倫中であるというそれぞれの方にとって必見の内容です。
公務員の不倫がバレたらどうなるか
最初に、公務員の不倫がバレるとどうなるのか、何が起きるのかという最大の懸念にお答えします。心当たりのある方は、ぜひご留意ください。
勤務先、身分への影響
公務員はお堅い職業なので、不倫がバレたらクビになるというイメージをお持ちの方は多いと思います。しかし実際には、不倫を理由に処分の対象になるという規定はありません。不倫といえども個人の自由恋愛の範囲内であり、それを規則で縛ることはできないというスタンスです。
強いて言えば、公務員の不倫カップルが勤務時間中に不貞行為に及んだりした場合には職務専念義務違反に抵触する可能性があります。しかし、プライベートな時間に逢瀬を重ねているだけならば処分されるということはありません。
家庭への影響
不倫がバレると、家庭への影響は必至です。配偶者の性格や生活の状況にもよりますが、修羅場になることも十分考えられます。修羅場になった結果、慰謝料の請求や離婚に発展することもありますが、これについては次章で解説します。
また、家庭内だけでなく周囲への影響も考えられます。特に田舎の地方公務員だと不倫がバレたことで周囲の目が厳しくなり、それが理由で退職や引っ越しを余儀なくされる可能性があります。
金銭的な影響
不倫の代償が、金銭問題に発展することがあります。配偶者から慰謝料を請求される可能性や、不倫相手が独身者であれば「手切れ金」の意味合いで金銭を要求され、「支払わなければ不倫関係をバラす」と脅迫に近い行為に及ぶ恐れもあります。
公務員の不倫事情
職種にもよりますが、「公務員は浮気する人が多い」という俗説があります。
不倫が表に出てくることは少ないのであくまでも体感レベルの俗説ですが、不倫が多い理由を見ると、あながち俗説だけではないように思われます。
公務員の不倫が多い理由
公務員の不倫が多い理由として考えられているのは、以下の3つです。
①時間が自由になりやすい
民間企業と比べると公務員は勤務体系がしっかりしているため、残業が少なく定時で帰りやすいというのは、不倫をする時間的な自由を生みます。
②収入が安定している
公務員のもうひとつの特徴として、安定した収入が挙げられます。収入が安定しているということは自由になるお金も作りやすいので、不倫に必要なお金の供給源となります。
③狭い人間関係
職種にもよりますが、公務員は同じ職場で長く勤務することが多いため、狭く深い人間関係が作られがちです。その環境から恋愛関係が生まれたとしても不思議ではなく、既婚者がその世界に足を踏み入れると不倫関係になるケースがあります。
公務員の男性はモテる
概念的なお話になりますが、公務員の男性は総じて女性にモテやすい傾向があります。理由はもちろん収入と身分が安定していることであり、結婚相手として高い人気があるからです。
不倫となると結婚を前提としていないので事情は少々異なりますが、それでも時間やお金が自由になりやすいことに変わりはないので、公務員の男性はモテやすいと思っておいたほうが良いでしょう。
転勤や単身赴任が不倫の温床になる
地方公務員の場合はあまり該当しませんが、国家公務員は意外に転勤が多い職業です。
キャリアといって出世コースに乗っている人ほど転勤や単身赴任が多いので、こうした「時間の自由さ」と「一人の寂しさ」が不倫の温床になります。
不倫をした公務員の配偶者が取りうる4段階の行動
公務員の配偶者が不倫をしている、もしくは不倫をしている疑いがあるという状況にある方が取り得る行動には、4つの段階があります。
いずれもその段階で解決したのであれば次の段階に進む必要はないので、できるだけ早い段階での解決を目指しましょう。
段階① 浮気の事実確認と証拠収集
1つ目の段階でするべきことは、情報収集です。事実を知らないことには話が進まないので、配偶者が本当に不倫をしているのかどうかの事実確認をして、必要に応じて証拠を収集します。
情報収集の方法はさまざまです。本人に直接問いただすという最も直球の方法から、スマホや携帯電話、パソコンなどの履歴を見るなどの方法も有効です。ロックがかけられているのであれば、本人がそれらの通信デバイスをどのように使っているかを観察するだけでもある程度の察しがつくと思います。
浮気や不倫の情報収集に関するプロは、探偵です。本格的かつ確実な証拠を収集したいということであれば、探偵に相談するのも有効でしょう。
この段階で得られた情報で納得できる、許せるのであれば、不倫問題はここで終了です。真実に接して許せないとお感じの場合は、次の段階に進みます。
段階② 別れさせる
配偶者が不倫相手と別れることで納得できるのであれば、別れさせることが有効な解決策になります。公務員の不倫相手は同じく公務員であるケースが多いので、社会的な影響を恐れて別れることに応じる可能性が高くなります。
不倫相手と別れたことで納得できるのであればここで解決となりますが、別れたもののやはり許せない、もしくは不倫相手と別れそうにないという場合は、次の段階に進むことになります。
ここで少々厄介なのが、「別れた」と言っているものの、実は秘密裏にまだ不倫関係が続いている場合です。「別れた」という報告に少しでも信用できない部分があるのであれば、探偵などプロの手に委ねるのも良いかもしれません。
段階③ 慰謝料を請求する
不倫による精神的な苦痛を金銭で解決できるのであれば、慰謝料を請求することになります。この場合、配偶者だけでなくもう一方の不倫当事者である不倫相手も請求の対象となります。
筆者の経験上、男性が不倫をしていた場合よりも女性が不倫をしていた場合のほうが、不倫相手への慰謝料請求に発展しやすい印象があります。
男性の不倫は配偶者である夫本人の不貞行為だと思う女性が多い一方で、妻である女性の不倫については「不埒な男に誘惑された」と感じる男性が多いようです。そのため、妻の不倫に対して夫が不倫相手である男性に慰謝料を請求するというケースが多くなるわけです。
不倫問題を金銭で解決できるのであれば、慰謝料の支払いをもって終了となります。慰謝料の請求に応じない、金額が折り合わない、慰謝料を受け取っても婚姻関係を続けられないという場合は、最終段階である離婚に進みます。
段階④ 離婚する
離婚は、不倫問題の最終解決手段です。前項の慰謝料請求とセットになることも多く、金銭をもって謝罪の意思を示し、なおかつ結婚生活も終了するという解決方法です。
不倫問題が離婚にまで発展すると、公務員の職種によってはキャリアに傷がつくことがあります。特に国家公務員I種試験に合格した高級官僚など出世コースにある公務員は、離婚が出世に悪影響を及ぼすことがあります。
こういった身分にある人の場合は、離婚だけは回避するためにあらゆる解決策を講じる可能性が高いでしょう。配偶者としてはこの弱みが交渉材料になるので、離婚を回避する前提で有利な解決策を引き出せるかもしれません。
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まとめ
公務員が不倫をして、バレるとどうなる?という不安や恐怖に近いような疑問について、その実際のところを解説しました。公務員はそもそも不倫をしやすい環境が整ってしまっているため、この記事を最後までお読みになった方の中には心当たりがあるという方も多いのではないかと思います。
「公務員の不倫は勤務先への影響が少ない…」といって慢心するのはおすすめしません。不倫をするということは配偶者を裏切る行為であり、その代償が思わぬ形で飛び出してしまうかもしれないというリスクと常に隣り合わせであることを忘れてはいけません。
その裏返しとして当記事では不倫をされた配偶者が取るべき行動を解説していますので、「不倫がバレたらこんなことが起きる」という意味でもしっかり留意しておいてください。