パチンコで借金地獄になった人のハマった理由、収支、負けた総額は？【アンケート調査】

パチンコは街中にある手軽なギャンブルですので、それゆえハマってしまうと、頻繁にホールに通うようになってしまいます。

パチンコの大当たり確率は300分の1回とも言われますが、実際はもっと回さないと大当たりは出ません。長い時間いろんな台で打ち続ければ当然勝てるわけがないでしょう。

負けが込めば家計を圧迫します。それでもパチンコを止められず、借り入れをしてまでホールに通ってしまい、借金地獄に陥る人は大勢います。

そこで、今回債務整理SOS編集部では、現在パチンコで借金を抱えている人にアンケート調査を行いました。パチンコと借金のリアルな因果関係がわかるアンケート調査となっています。

パチンコの借金を解決したい方はこちらの記事もご覧ください。
【参考】：パチンコで作った借金を返せない人の末路とは？解決する方法も解説

パチンコで借金を抱えている50人に聞いてみた

女性14人

パチンコにハマった女性14人に「ご自身のパチンコと借金状況についてアンケート調査に協力いただきました。

男性36人

パチンコにハマった男性36人に「ご自身のパチンコと借金状況についてアンケート調査に協力いただきました。

アンケート結果まとめ

今回のアンケート結果を属性ごとにわかりやすく整理しました。パチンコにハマっている人の現状がわかります。

性別

アンケートの回答者は女性14人（28%）、男性36人（72%）でした。パチンコユーザーの男女比率は7（男性）：3（女性）と言われていますので、ほぼそれに沿った回答率となりました。

月に打つ回数

最も多かったのが6回～10回で21人（42%）でした。約8割の人が1週間に2回以上パチンコ通いしていることがわかります。

• 5回以内：12人
• 6回～10回：21人
• 11回～15回：6人
• 16回～20回：8人
• 21回以上：2人

パチンコの月の収支

最も多かったのはマイナス10万円以内18人（36%）でした。同数で0円～10万円18人（36%）のプラス収支という人もいました。

ただし、補足回答によると、月によっては大きくマイナス収支になるケースもあるようです。結果的に約6割以上の人は毎月大きくマイナスになっていることがわかります。

• マイナス10万円以下：11人
• マイナス10万円～0円：18人
• 0円～10万円：18人
• 10万円以上：3人

パチンコで負けた総額はいくらですか?

1人のみ負けた金額は不明という回答でしたが、その他、全員の人がトータルでは負けていることがわかります。総額600万円以上という人が6人（約12%）もいました。

• 100万円以内：19人
• 100万円～300万円：18人
• 300万円～600万円：6人
• 600万円～900万円：4人
• 900万円以上：2人

パチンコで作った借金の総額

パチンコが原因で作った借金総額について聞いてみました。23人（46%）が100万円以内という金額でした。しかし、残りの54%は100万円以上という多額の借金をパチンコによって作ってしまったことがわかります。

• 100万円以内：23人
• 100万円～300万円：18人
• 300万円～600万円：6人
• 600万円～900万円：3人

現在何社に借りていますか

3人を除いて残り47人が貸金業者から借り入れをしていました。3社以上は20人（40%）で半数弱が多重債務に陥っていることがわかります。

• 0社：3人
• 1社：15人
• 2社：12人
• 3社：8人
• 4社：5人
• 5社以上：7人

完済できそうですか?

貸金業者からの借り入れは完済できそうか質問しました。23人（46%）の人が完済するのは厳しいようです。借金を抱えた中で、さらにパチンコをすればさらに借金額が増えて悪循環になります。完済はますます遠のくでしょう。

• 完済できそう：27人
• 完済できそうにない：23人

債務整理を検討していますか?

借金を完済できない場合、有効な借金解決方法が債務整理です。しかし、30人（60%）の人が債務整理を考えていない、6人（12%）の人がよく知らないという回答でした。

• 検討している：14人
• 検討していない：30人
• そもそも債務整理をよく知らない：6人

パチンコをやめたいですか?

パチンコをやめたいけれどやめられないという人が最も多く28人（56%）でした。次いでやめたい人も13人（26%）ですので、ほとんどのパチンコユーザーは止めたいのは山々だがやめられないのが現状ということのようです。

• やめたい：13人
• やめたいけどやめられない：28人
• やめようと思わない：9人

まとめ

パチンコは様々な魅力的なキャラクターを使った台があり、演出も派手なので、大当たりを引くとアドレナリンが出て病みつきになってしまうようになります。

そうなると、時間ができればパチンコを打ちたくなり、負けが込んでも逆転できると念じてホールに通うようになります。

いわゆるパチンコ依存症のような状態になると、ホールに通う回数も増えますので、その分トータルの負け金額も大きくなっていきます。

使うお金をあらかじめ決めて、娯楽として楽しむなら何ら問題はありませんが、「やめたいけどやめられない」という状態になったら危険です。

パチンコによって多額の借金を作ってしまったら、債務整理をするなどして経済生活を立て直すことが必要です。また、依存症になっているようなら病院やカウンセラーに診断を受けることをおすすめします。