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浮気調査は別居中でもできる?慰謝料を請求できる4つのケースや注意点も解説

浮気調査は別居中でもできる?慰謝料を請求できる4つのケースや注意点も解説
この記事でわかること
  • 浮気調査を別居中にすべきかどうかの判断基準
  • 別居中に浮気調査をして慰謝料請求できるケース
  • 浮気調査を別居中にするメリット・デメリット
  • 別居中に自分で浮気調査はできるのか
  • 浮気調査を別居中にする際の注意点

浮気調査は別居中でもできるのだろうかとお悩みではありませんか。別居前にパートナーの浮気がわかっていれば浮気調査することに意味はあります。

一方で、別居の理由がわからない場合やパートナーに浮気しているそぶりが見られない場合は、浮気調査するのをためらうかもしれません。ただし、パートナーと別居するようになってから「もしかしたら浮気しているのでは?」と疑念を抱くと、何か手を打ちたいと考えるのは当然のことです。

この記事では、パートナーと別居中の方向けに、浮気調査は別居中でもできるのか、浮気調査のメリット・デメリットについて解説します。

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浮気調査は別居中にできる?

浮気調査は別居中にできる?

浮気調査は別居中でもできます。探偵に浮気調査を依頼できますし、自分で調査することも可能です。

しかし、たとえ浮気調査を別居中にできたとしても、すでに別居してしまったのでは意味がないのではと思うかもしれません。また、別居中に浮気の証拠を押さえたとしても、慰謝料を請求できなくて調査費用がかかるだけと考える人もいるでしょう。

ところが、別居中でも浮気調査をすることに意味がある場合は多いのです。ただし、浮気調査をしても無駄に終わるケースがあるため実行に移すかどうかは適切に判断をする必要があります。

別居中に浮気調査をして慰謝料請求できるかの判断基準

別居中に浮気調査をして慰謝料請求できるかの判断基準

別居中に浮気調査をすることに意味はありますが、ほとんどの場合に慰謝料請求することを目的としています。

慰謝料請求できるかどうかの判断基準は、婚姻関係破綻の原因がパートナーにあるかどうかです。以下では、慰謝料請求できる場合とできない場合について解説していきます。

慰謝料請求できる4つのケース

次の4つのケースは慰謝料請求できる可能性があります。

  1. 別居する前から浮気していた疑いがある場合
  2. 元の関係に戻すために別居している場合
  3. 別居していても定期的に夫婦で会っている場合
  4. 仕事上の理由で別居していた場合

それぞれのケースについて解説します。

1. 別居する前から浮気していた疑いがある場合

別居前から浮気していた決定的な証拠がある場合は、慰謝料請求することが可能です。例えば、同居している時から浮気をしていて、もっと自由に浮気相手と会いたい、あるいは浮気が発覚しても追及されない生活を送りたいという考えで別居していた場合、パートナーに慰謝料請求できます。

2. 元の関係に戻すために別居している場合

夫婦関係が悪化したため、一時的に距離を置いて冷却期間を設けるために別居する場合があります。このような場合に浮気をすると、関係を改善できなくした責任が生じ、浮気相手とパートナーの両方に慰謝料を請求することが可能です。

3. 別居していても定期的に夫婦で会っている場合

別居している夫婦でも定期的に会ったり、いっしょに外出したりして、夫婦仲が良好な場合があります。このような場合に浮気をすることは婚姻関係を破綻させる行為に該当し、浮気相手に慰謝料請求できます。

4. 仕事上の理由で別居していた場合

夫婦仲は良好であったが、単身赴任など仕事上の理由で夫婦が別居する場合があります。やむを得ない理由で別居していたのに浮気した場合、浮気をしたパートナーに対して慰謝料を請求することが可能です。

以下の記事では、単身赴任中の夫の浮気調査について解説しています。浮気を見抜く簡単なチェックポイントややってはいけないことも紹介しているので、参考にしてください。

慰謝料請求できない2つのケース

次の2つのケースは、慰謝料請求できないので注意してください。

  1. 実質的に夫婦関係が破綻している場合
  2. 別居の原因が自分にある場合

それぞれのケースについて解説します。

1. 実質的に夫婦関係が破綻している場合

夫婦の双方が離婚することに合意していて、実質的に夫婦関係が破綻している場合は慰謝料を請求することは難しくなります。

例えば以下のことに該当すると、裁判で夫婦関係は破綻していると判断されます。

  • 5年以上別居している
  • 婚姻期間が短期
  • 連絡をまったく取っていない

2. 別居の原因が自分にある場合

自分に原因があって別居に至った場合、パートナーが浮気しても慰謝料請求するのは難しくなります。例えば、自分の方が先に浮気をしていたり、家庭内でパートナーに暴力をふるったりした場合です。

浮気調査を別居中にする3つのメリット

浮気調査を別居中にする3つのメリット

浮気調査を別居中にすることには、以下のようなメリットがあります。

  • 浮気の証拠をつかめば慰謝料請求できる
  • 浮気の証拠をつかめば離婚の話し合いを有利に進められる
  • 浮気の証拠をつかめば離婚を拒否できる

それぞれのメリットについて解説します。

浮気の証拠をつかめば慰謝料請求できる

パートナーが浮気した決定的証拠をつかめば、不倫相手とパートナーの両方に慰謝料請求することが可能です。例えばパートナーと浮気相手がホテルに出入りする写真や動画を突きつけると、パートナーは言い訳できません。

このような場合には離婚することもできれば離婚しないこともでき、どちらを選択しても慰謝料請求できます。

浮気の証拠をつかめば離婚の話し合いを有利に進められる

浮気をしたパートナーが離婚に合意してくれない場合は、裁判で離婚を争います。裁判所は浮気の決定的証拠がないと、離婚を認めてくれません。浮気の決定的証拠があると圧倒的に有利です。

また、浮気の決定的証拠があれば、離婚裁判だけでなく離婚の話し合いでも有利に進められます。浮気をしたパートナーも負けるとわかっている裁判はしたくないので、話し合いで決着できる場合が多いのです。

浮気の証拠をつかめば離婚を拒否できる

自分に離婚の原因がある配偶者は離婚請求できないと民法で定められています。浮気をしたパートナーは離婚を請求できないので、浮気の証拠をつかめば離婚を拒否することが可能です。

パートナーが浮気をしていても離婚までは考えていない場合もあるでしょう。そのような場合、浮気の証拠をつかんでおけば離婚という最悪の事態を回避できます。

浮気調査を別居中にする3つのデメリット

浮気調査を別居中にする3つのデメリット

浮気調査を別居中にすることには、以下のようなデメリットがあります。

  • 浮気調査が長引く可能性が高い
  • 復縁するのが難しい
  • 取得した証拠が法的に無効になるケースがある

それぞれのデメリットについて解説します。

浮気調査が長引く可能性が高い

浮気調査をする場合、ターゲットの日常の行動を把握することから始めます。ところが、別居中だとパートナーのスケジュールがわかりにくいため、調査タイミングを計れず短期間で調査するのが難しくなるのです。

一般的に浮気調査は1ヵ月ほどで完了しますが、別居中だと長引くケースが多いのです。

復縁するのが難しい

別居中は夫婦が顔を合わせる機会が少ないため「浮気がバレるかも」という心配をすることなく浮気相手への愛情を深められます。たとえ、遊びだったとしてもパートナーより接触頻度の高い浮気相手のことを好きになっていくことがあります。

浮気の証拠をつかんで話し合おうと決心した時には、すでにパートナーの気持ちが自分から離れていることも多く復縁は困難です。

取得した証拠が法的に無効になるケースがある

婚姻関係は夫婦の同居を前提とすると民法に定められています。そのため、正式に離婚の手続きをしていなくても、夫婦が別居していると婚姻関係が破綻していると判断されるケースがあるのです。

パートナーの浮気を原因とする離婚請求や慰謝料請求を裁判所に認めてもらうには、婚姻関係の破綻の原因が浮気であるという決定的証拠が必要になります。

そのため、別居前から婚姻関係が破綻していた場合、別居中の浮気調査で得られた証拠は法的に無効とされる可能性があるのです。別居中の浮気調査で得られた証拠とともに、別居前から浮気をしていたという証拠も提出できるようにしておく必要があります。

浮気調査は別居中に自分でできるのか?

浮気調査は別居中に自分でできるのか?

浮気調査を別居中にする場合、自分ですることを考える人もいるでしょう。プロである探偵に依頼しなくても、別居中の浮気調査を自分ですることは可能です。

個人で浮気調査する場合、以下のような簡単な方法があります。

  • GPS機器を活用する
  • パートナーの別居先を監視する

それぞれの方法について解説します。

GPS機器を活用する

GPS機器を使って自分で浮気調査をする方法には、以下の2通りの調査方法があります。

  • 相手の持ち物の中に小型のGPS機器を忍ばせて行き先を確認する
    GPSロガーという機器を車体に忍ばせて行動を確認する

どちらの場合でも簡単にネット通販やレンタルが可能です。

ただし、相手の私物に勝手に調査機器を設置する行為はプライバシー侵害に該当するケースもありますので気を付けなくてはなりません。

また、浮気調査アプリを相手のスマホにダウンロードして、行動履歴をリアルタイムに追うという方法もあります。しかし、この方法は相手にバレる可能性が高く違法行為に限りなく近いため、おすすめできません。

以下の記事では、位置情報を記録してくれるGPSロガーについて解説しています。浮気調査でのGPSロガーの使い方や選び方も紹介しているので、参考にしてください。

パートナーの別居先を監視する

別居先にパートナーが帰ってくるのを待ち伏せして監視する方法があります。浮気相手を別居先に連れ込んだり、一緒にラブホテルに出入りする場面を撮影できれば、浮気の決定的証拠になります。

ただし、別居先が遠いと時間や経費がかかりますし、監視が空振りに終わるケースもあるでしょう。また、自分で監視をしていることがバレた場合、「相手が警戒を強める」「さらに険悪な関係になる」などのデメリットがあります。

浮気調査を別居中にする際の2つの注意点

浮気調査を別居中にする際の2つの注意点

浮気調査を別居中にする際の注意点は以下の2つです。

  • 別居中の不貞行為は証拠として認められないことがある
  • 相手のスケジュールや行動パターンが把握しづらくなる

それぞれの注意点について解説します。

別居中の不貞行為は証拠として認められないことがある

相手の浮気の証拠を見つけたとしても、別居している場合には証拠が無効になる可能性があります。

現在の日本の法律では婚姻関係では同居が前提とされており、浮気を理由に離婚を請求したり慰謝料を請求したりするためには「浮気が原因で婚姻関係が破綻した」といった証拠が必要です。

相手の浮気が別居の原因だと主張しても、別居前から浮気していた証拠を調停委員や裁判官に提示できなければ、別居後の不貞とみなされる可能性も考えられます。

そのため、別居後の調査で浮気の証拠を見つけた場合、過去にも浮気相手と接触していたことを証明する証拠も一緒に収集することが重要です。

相手のスケジュールや行動パターンが把握しづらくなる

別居している場合はパートナーの行動パターンが把握しにくくなります。

探偵の浮気調査では、調査対象の行動スケジュールが非常に重要です。行動パターンに関する情報があるだけで予備調査を省略して調査期間を短縮できます。

一方で、パートナーの行動パターンがわからなければ調査が長引き、当然ながら費用も増えてしまいます。できるだけ定期的に連絡を取り合い、相手のスケジュールや行動パターンを把握しておくことが望ましいでしょう。

別居中の浮気調査に関するよくある質問

別居中の浮気調査に関するよくある質問

最後に、別居中の浮気調査に関するよくある質問を6つ紹介します。

  • 別居中に異性と遊ぶのは浮気とみなされますか?
  • 別居中の生活費はどれくらいが相場ですか?
  • 別居中の男性心理にはどのような変化がありますか?
  • 別居中にもらえるお金にはどんなものがありますか?
  • 別居中にしてはいけないことはありますか?
  • 離婚協議中に他の人と付き合うのは可能ですか?

それぞれの質問に回答します。

別居中に異性と遊ぶのは浮気とみなされますか?

別居中に異性と遊ぶだけでは、浮気とは見なされません。

しかし、別居中はなるべく異性と2人きりで遊ぶことは避けましょう。法的には、異性と性的関係を持つこと以外は不貞行為には該当しませんが、それでも異性と2人きりで遊ぶことが不貞行為だと主張する人は多くいます。

法的な問題はなくても後でトラブルに発展する可能性があるため、友達であっても配偶者を不快にさせる行為は避けるべきでしょう。

別居中の生活費はどれくらいが相場ですか?

別居中の生活費はお互いの収入や子どもの有無によって変動します。

そのため、生活費の相場は決まっていません。

実際に夫婦間で別居中の生活費を算出する際は、裁判所が規定している「婚姻費用算定表」をもとに決めるのが一般的です。

別居中の男性心理にはどのような変化がありますか?

別居中の男性心理は、大きく以下の2パターンに分かれます。

  • 同棲に疲れたため、別居が嬉しい
  • パートナーや家族を心配している

人の性質はすぐに変わるものではないため、妥協してまで復縁しようとする価値がないと感じるのであれば、早々に諦めるのも良いでしょう。

別居中にもらえるお金にはどんなものがありますか?

別居中は「婚姻費用」と呼ばれる生活費を、収入が多い方から少ない方へ渡す義務があります。

あくまでも収入で決まるため、女性/男性だからといって必ず生活費がもらえることはありません。

また、婚姻費用は別居の理由が何であれ渡さなければいけません。

別居中にしてはいけないことはありますか?

別居中にしてはいけないことは、大きく以下の4つです。

  • 浮気をする
  • 婚姻費用を渡さない
  • パートナーに嫌がらせをする
  • 子どもを強引に連れ戻す

後の裁判で不利になる可能性もあるため、別居中は冷静に過ごしましょう。

離婚協議中に他の人と付き合うのは可能ですか?

離婚協議中に異性とやり取りをすることは可能ですが、恋愛関係になる場合は注意が必要です。付き合うことは許されていますが、性行為は避けるべきです。もし離婚協議中に彼氏ができた場合、絶対に性行為はしないようにしましょう。

また、性行為がなかったとしても、以下のような行動は「不貞行為」と見なされる可能性があります。

  • 相手の家に行く
  • 長時間ふたりで過ごす

一方で、キスやハグ、手をつなぐなどの行為は基本的には不貞行為とはみなされません。

別居中の浮気調査は探偵への依頼がおすすめ

別居中の浮気調査は探偵への依頼がおすすめ

別居中の浮気調査は相手の動向をつかみにくいため、自分で調査をするのは限界があります。また、前述したようなGPS機器による違法調査をしていたことがバレた場合、「関係悪化」「訴えられる」などのリスクが発生する可能性があります。

「バレずに浮気調査をする」「確実に不貞行為の証拠を残す」ならば、探偵に依頼して調査を進めることをおすすめします。

以下の記事では、格安で浮気調査ができる探偵事務所について解説しています。依頼費用を安くするポイントや探偵の選び方も紹介しているので、参考にしてください。

以下は、全国の浮気調査に対応しているおすすめの探偵事務所です。

見積もり・相談は無料のため、少しでも浮気を疑っている方はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

浮気調査は別居中でもできる?慰謝料を請求できる4つのケースや注意点も解説

浮気調査は別居中でもできますが、メリットだけでなくデメリットもあります。別居中の浮気調査は慰謝料を請求できないケースもあるので、まずは浮気調査をする目的を明確にしましょう。

また、浮気調査を別居中に自分でする方法はありますが、手間やコストがかかり、失敗するリスクがあるので注意してください。

別居中の浮気調査は時間が経過すると難しくなる傾向があるため、できるだけ早く確実に証拠をつかむ必要があります。精度の高い浮気調査をしたい方は、探偵に相談することをおすすめします。

メインの執筆者 探偵SOS編集部

探偵事務所のクライアントのWebコンサルティング歴10年以上の経験を持つメンバーが探偵・興信所と連携しながら執筆・監修をおこなう。探偵や調査に関連する記事執筆は年間50本の経験・実績あり。

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