ファクタリング会社によっては平日のみならず、土日祝日にも対応している業者もいます。
そのため平日忙しくファクタリング相談や申込ができない方、土日祝日に急に資金が必要になった方でも、土日祝日に対応している業者があれば安心して利用できます。
しかし働き方改革や同業他社等の影響もあって、ファクタリング会社で土日祝日に対応している業者の数は決して多くありません。
一方で土日祝日に関係なく、事業を行っている会社も多くあるので、ファクタリングに対する需要はますます増加しています。
そこで「どのファクタリング会社なら土日祝日に対応しているのか?」「土日祝日に利用する場合のコツや注意点は?」等の疑問を解消するため、本記事では、土日祝日対応含むおすすめのファクタリング会社を3社ご紹介するとともに、業者選びから入金までのコツ、利用上の注意点など詳しく解説します。
土日祝日対応含むおすすめのファクタリング会社3社
土日祝日対応を含む、様々な業種の売掛金買取りに強みを持つファクタリング業者3社をご紹介します。
いずれの業者も申込みから審査を経て最短2時間~翌営業日までには資金調達が可能です。
買取り可能額も無制限から億円を越える金額が設定されており、利用先も買取額を気にすることなく活用できます。
PMG
基礎情報(PMG)
審査・入金スピード | 最短20分・最短2時間 | オンライン完結 | ○ |
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手数料 | 2%~ | 必要書類 |
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利用対象者 | 法人のみ | 営業時間 | 平日8:30~18:00 |
調達可能額 | 50万円~2億円 | 土日祝日対応 | あり |
取引形態 | 2社間/3社間 | その他 | - |
PMGのおすすめポイント
PMGはピーエムジー株式会社が運営している法人専用のファクタリング会社です。
毎月の買取り件数は1,500件を越える実績があり、安心して買取り依頼ができます。
他社からの乗り換え率は98%、顧客からのリピート率も96%と高く、多くの法人から支持を得ています。
利用者が法人なら、買取り実績も豊富で顧客からの信頼も厚いPMGの利用をおすすめします。
土日祝日対応の有無と注意点
PMGは独立系ファクタリング会社としての強みを活かして、土日祝日にも対応しています。
そのため即日対応・簡単審査に基づく売掛金の早期資金化で企業の資金難に応えた資金調達サービスが可能です。
ただし利用者が土日祝日にファクタリングを活用する際には、コツや注意点がいくつかありますので、以下の章でそれらを確認の上、ご利用頂けるようお願いします。

QuQuMo online
基礎情報(QuQuMo online)
審査・入金スピード | 最短40分・最短2時間 | オンライン完結 | ○ |
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手数料 | 1%~ | 必要書類 |
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利用対象者 |
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営業時間 | 平日9:00~19:00 |
調達可能額 | 無制限 | 土日祝日対応 | なし |
取引形態 | 2社間 | その他 |
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QuQuMo onlineのおすすめポイント
QuQuMo onlineは株式会社アクティブサポートが運営している法人及び個人事業主に対応しているファクタリング会社です。
オンライン完結にも対応している上に、弁護士ドットコム監修の「クラウドサイン」を使いオンライン上で契約完結できて、情報が外部に漏れる心配がありません。
売掛金があれば、法人はもとより個人事業主からでも買取り可能であり、安心して申込して利用できます。
土日祝日対応の有無と注意点
QuQuMo onlineは平日のみのサービスを提供しており、土日祝日の対応はありません。
便利なファクタリング会社として多くの方から利用されているQuQuMo onlineですが、土日祝日のサービスは停止されているので注意が必要です。
しかし土日祝日に緊急で資金調達が必要な先を除けば、QuQuMo onlineの資金調達スピードは他社比で遜色なく、平日の午前中などに申込できれば、十分希望する日時や時間帯で資金調達ができます。

ビートレーディング
基礎情報(ビートレーディング)
審査・入金スピード | 最短30分(審査)
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オンライン完結 | ○ |
---|---|---|---|
手数料 |
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必要書類 |
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利用対象者 |
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営業時間 | 平日9:30~18:00 |
調達可能額 | 無制限 | 土日祝日対応 | なし |
取引形態 | 2社間/3社間 | その他 | - |
ビートレーディングのおすすめポイント
ビートレーディングは株式会社ビートレーディングが運営しているファクタリング会社です。
ファクタリング業界のパイオニアとして、東京を中心に全国5か所に拠点を持ち、5.8万社以上の顧客と、累計の買取額も1,300億円以上など、安定した取引を行っています。
また専任の女性オペレーター制度も導入しており、利用先の経営者が男性でなく女性であっても気兼ねなく相談しやすい環境が整っています。
さらに売掛先が法人の売掛金を持っていれば、どのような業種でも利用可能であり、法人だけでなく個人事業主にも対応しているので安心して依頼できます。
加えて請求書ファクタリングだけでなく、発注書ファクタリングにも対応しているので利便性はとても高いです。
土日祝日対応の有無と注意点
ビートレーディングは原則土日祝日には対応していません。平日9:30~18:00の時間帯で審査が行われ入金等の対応が行われます。
ただし申込や事前相談に関しては、当社指定のWEB申込フォーム、LINE、電話等が利用可能なので、資金調達は急がないものの、土日祝日に自社が休みでゆっくりと申込作業や事前相談したい方は、ビートレーディングに受付け可能か問い合わせしてみましょう。

土日祝日対応のファクタリング会社を選ぶ際のポイント
現在ファクタリングを取り扱いしている会社は多数ありますが、土日祝日対応かつ法人が利用できる業者まで限ると、その数は決して多くありません。
ただしゼロではないので、ネットで検索すればそのような業者はいくつか見つけられます。
そこで本章では、土日祝日に営業しているファクタリング会社を選ぶ際、どのような視点で選ぶべきか、そのポイントを5つ解説します。
土日祝日対応でも即日入金まで対応している業者か
平日営業が多いファクタリング会社を土日祝日に利用したい方というのは、基本的に平日での利用ができないか、土日祝日に資金調達を急いでいる方が多いと考えられます。
その場合、重要なのは土日祝日でも申込や審査だけでなく、即日入金まで対応している業者かどうかという点です。
土日祝日に資金が欲しいのに、入金が平日に伸びてしまうなら、その利用者にとって申込した意味がありません。
そこで土日祝日でも即日入金まで対応している業者か、ということが業者選びのポイントになってきます。
必要書類が少ない業者か
必要書類が少ない業者かという点も、土日祝日対応の業者を選ぶ際のポイントです。
必要種類の中には、決算書や確定申告書等の日頃は使わず別の場所に保管している書類や登記簿謄本など平日に法務局に出向いて交付申請が必要な書類があります。
そもそも探す手間が掛かるとか、平日しか手に入らない書類を用意しなければならない業者なら土日祝日には中々利用できないですよね。
一方、手元ですぐに用意できる書類2~3つで申込や審査が受けられる業者もあります。
土日祝日にファクタリングを利用するなら、できるだけ必要書類の少ない業者を探しましょう。
2社間ファクタリング対応の業者か
ファクタリングの契約方法では2社間取引と3社間取引があります。
土日祝日対応の業者選びでは、その業者が2社間ファクタリングをメインとしているかという確認が必要です。
2社間取引は3社間取引と比べて、売掛先への確認や承認という手続きが不要なので、即日入金が実現しやすくなります。
2社間取引なら、申込みから入金までの流れもシンプルなので、土日祝日に資金を得たい利用者に取っては重要なポイントになります。
債権譲渡登記を条件としない業者か
ファクタリングにおいて、債権譲渡登記というのは、売掛金という債権が誰から誰に譲渡されたかを登記する制度のことです。
債権譲渡登記をする目的は主に売掛金の二重譲渡を防ぐためにありますが、最近の傾向としてファクタリングに債権譲渡登記の条件を付ける業者が少なくなっているのが実態です。
一方で債権譲渡登記の条件を受け入れて契約すれば、買取り手数料を低くできるメリットもあるので利用者に取って不利益ばかりではありません。
しかし土日祝日に資金が必要な利用者に取っては、債権譲渡登記の手続きが平日のみ行われるばかりか、登記完了までに何日も掛かるので、デメリットばかりです。
したがって債権譲渡登記を条件としない業者かという点は、土日祝日対応の業者選びでは重要なチェックポイントになります。
オンラインファクタリングに対応している業者か
ファクタリング会社の中には、説明や条件等のすりあわせで対面面談を必須としている業者もいます。
対面面談のためには、両者のスケジュール調整が必要であり、かつ業者事務所までの往復時間や面談時間を考えると一定の余裕が必要です。
その点、オンラインファクタリングの業者なら、基本的に対面面談を必要とせず、申込みから書類送付、審査完了までオンライン完結で行われるので、即日入金にも対応しています。
土日祝日対応の業者選びでは、オンラインファクタリングに対応している業者かという点も大事な確認ポイントです。
土日祝日でも即日入金してもらうためのコツ
土日祝日対応のファクタリング会社が決まったとしても、それで希望通り、即日入金がかなうわけでもありません。
利用者側としても、土日祝日に確実に入金してもらうために、押えておくべきいくつかのコツがあります。
以下でそのコツを4つ解説します。
即日入金が希望なら2社間取引かつオンラインファクタリング
土日祝日に資金を得るため、申込後の即日入金が希望なら、まずは2社間取引している業者を選びましょう。
3社間取引では、売掛先に事前の売掛金の通知や承諾を得ることに数日間など時間が掛かる上に、土日祝日に売掛先が営業しているケースも少ないです。
その点、2社間取引なら売掛先が契約フローに入らないので最短即日で資金調達できます。
加えて、店舗型(あるいは出張型)ファクタリングだと、事前面談に時間が掛かって即日入金は難しいものの、非対面型のオンラインファクタリングなら、全て手続きがオンライン上で完結するので審査完了後の即日入金にも対応可能です。
必要書類の事前準備を抜かりなく
土日祝日に即日入金してもらうためのコツは、必要書類の事前準備をしっかりしておくことです。
ファクタリングでも審査があるため一定の必要書類の提出が求められます。
店舗型(出張型)ファクタリングに比べ、オンラインファクタリングの方が必要書類の数は少ない傾向があるものの、それでも2~4種類の書類提出が必要です。
特に土日祝日に即日入金まで対応してもらうとなると、最低限必要となる書類は早めに準備しておき、さらに追加書類を求められてもすぐに出せるよう手元に用意しておくことが大事です。
土日祝日でも午前中の申込がベスト
土日祝日に即日入金を希望するなら、その日の午前中に申込するなど、利用者側でも業者に協力して申込のタイミングを早める努力が必要です。
昼から夕方遅めの時刻に申込しても、ファクタリング会社で申込内容の確認や書類の審査、金融機関への振込みの段取り等で遅れて、即日入金できないリスクがあります。
朝早く申込しても必ず即日入金されるとは限りませんが、可能性を高めるためにも午前中の早い時間帯に申込を終わらせておくことは決して悪いことではありません。
必要書類が少なくかつ債権譲渡登記不要のファクタリング会社を選ぶ
土日祝日の即日入金を実現するためには、必要書類が少ないファクタリング会社を選んだり、債権譲渡登記不要の業者を選んだりすることもコツのひとつです。
必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶことは、審査の簡素化や入金スピードのアップにつながり、土日祝日の即日入金実現を可能にします。
また、必要書類に登記簿謄本や印鑑証明書のような平日にしか入手できない公的書類が含まれていても、事前に平日に手に入れておけば、土日祝日に資金が必要になっても慌てる必要もありません。
加えて土日祝日に即日入金を実現するために、債権譲渡登記不要のファクタリング会社を選ぶことも重要なコツです。
2社間ファクタリングは早めの資金調達を可能にしますが、業者としても売掛金の二重譲渡リスクを回避するため、債権譲渡登記を買取りの条件とする場合もあります。
債権譲渡登記を受け入れると、契約書の作成や登記等の手続きで一定の期間を必要としますし、そもそも登記が土日祝日にできないので、土日祝日の即日入金を不可能にします。
一方で土日祝日の即日入金に対応している業者の中にも、債権譲渡登記不要の会社もありますので、よく調べて登記不要の業者を選びましょう。
土日祝日にファクタリングを利用する際の注意点
土日祝日に利用できるファクタリング会社は、平日が忙しい方でも利用できるのでとても便利です。
しかしいくつか注意点もあるので気をつけて下さい。
注意点を無視して利用すると資金調達に失敗するばかりか、あとで後悔することもあります。
以下で土日祝日にファクタリングを利用するときの注意点を4つ解説します。
土日祝日の振込入金に金融機関が対応していないケースに注意
土日祝日対応の業者に申込すれば即日入金にも対応してくれます。
しかしファクタリング会社が使っている金融機関によっては振込み資金の反映が土日祝日に対応してない金融機関もあるので注意が必要です。
近年は多くの金融機関で振込みが即日で土日祝日に反映できるようになってきています。
それでも中には翌営業日の平日にしか反映できない金融機関もあって、そのような場合、出金は翌日以降の平日にずれてしまいます。
審査時間の遅れが土日祝日の入金に間に合わないこともあるので注意
土日祝日対応のファクタリング会社に申込できたとしても、必ずしも即日入金で資金が得られない場合もあるので注意が必要です。
土日祝日対応の業者でも審査の基本は同じなので、売掛先の信用力の調査や書類のチェックなどに時間を要して、当初の予定より審査が遅れることもあります。
その結果、申込日の即日入金に間に合わなくなることも起こりうるので、シビアなスケジュールや資金調達計画を立てておくとあとで慌てることになります。
審査に通らない場合に備えて別の資金調達手段も検討しておく
ファクタリングの審査は、銀行等の審査に比べて簡便で通りやすい傾向が強いですが、それでも審査ですので申込した全社が通過できるわけではありません。
売掛先の信用力に難があるとか、必要書類の不備や申込内容に疑義があると、いくら早めに申込しても審査に通らない可能性はあります。
資金調達を全てファクタリングに頼ることは危険を伴います。
土日祝日など、かなり無理なタイミングで急いで資金調達する場合は特に危険です。
申込する際には、売掛金の選定や書類の内容チェックなど、入念に準備するとともに、不意に審査落ちしたときのリスクにも備えて、別の資金調達手段を考えておくことも大事です。
入金を急ぐと審査なしの悪質業者に出会う確率も上がるので注意
土日祝日に即日入金を急ぐため、十分調査もしないで審査なしのファクタリング会社に申込することも危険を伴う可能性があるので注意して下さい。
危険性を伴う申込とは、すなわち、ファクタリング会社を装った悪質な金融業者、通称ヤミ金に出会う確率が上がってしまうことをいいます。
いったん悪質業者と関わりを持ってしまうと、取引で法外な金利や手数料を要求されるほか、支払いができなくなったときに厳しい取り立てを受けることもあります。
「審査なし」を前に出してアピールしているファクタリング会社には特に注意が必要です。
まとめ
土日祝日対応含むおすすめのファクタリング会社を3社紹介するとともに、土日祝日の対応の業者選びから入金までのコツ、利用上の注意点など詳しく解説しました。
平日のみ営業しているファクタリング会社が多いですが、土日祝日にも対応している業者もあります。
平日が忙しくて資金調達まで手が回らない方でも、土日祝日対応の業者を利用すれば売掛金の現金化は可能ですし、土日祝日に利用しても特に買取り条件が悪くなるわけでもありません。
さらに本記事で解説した利用上のコツや注意点もうまく活用してもらえれば、さらに安心してファクタリングが利用できると考えています。